アワード創設から20年
コクヨが主催するプロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2024」の募集が開始され、エントリー・作品提出の締切は2023年10月11日(水)12時(日本時間正午)までとなる。本アワードは世相を反映するテーマで作品を募集し、受賞作品については受賞者とコクヨ商品開発者の共創による製品化が検討される。才能あるデザイナーの応援と共創を目的としている。
テーマは「primitive」
コクヨデザインアワード2024のテーマでは「primitive」をテーマに、働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる身近な道具について、その本質に立ち返り、これからの未来に本質として残るプロダクトデザインを募集する。
“primitive”という言葉に、あなたは何を見るでしょうか?
本来の意味は、自然に近い「本来の」状態、磨かれたり、洗練されたり、発展したりする前の素の状態、または何かからすべてを取り去った「根源的な」状態を表現する言葉です。
今回のコクヨデザインアワードでは、“primitive” を「本質の再定義」と解釈しました。
未来を想像するために“primitive”に立ち返ったとき、どんな進化の形が見えるでしょうか?
慣れ親しんだ存在を改めて見つめなおした時に、更なる進化の可能性が見えてくるかもしれません。
独自の視点と創造性を活かし、それぞれの“primitive” を探求することで、これからの未来に「本質」として残っていくものを提案してください。
また、既存の概念にとらわれないユニークな発想やチャレンジを奨励し、今後の活躍への期待を込めて、学生応募者のみを対象とする「NEW GENERATION 賞」を新設。コクヨのパーパス「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」にちなみ、提出されたプレゼンテーションシートから、「ワクワクする未来を予感させる」提案として優れた作品を最大10点、選定する。
募集対象
働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般
募集期間
2023年7月28日(金)~10月11日(水)12時(日本時間正午)
審査員
- 木住野彰悟(アートディレクター・グラフィックデザイナー)
- 田村奈穂(デザイナー)
- 田根剛(建築家)
- 柳原照弘(デザイナー)
- 吉泉聡(デザイナー)
- 黒田英邦(コクヨ株式会社 代表取締役社長)
賞および副賞
- グランプリ1点(副賞2,000,000円)
- 優秀賞3点(500,000円)
- NEW GENERATION賞最大10点(30,000円)
審査の重点ポイント
- アイデアが明快であること
- 社会の課題を浮き彫りにしていること
- 製品化の可能性
最終審査発表
- 2024年3月16日(土)予定
その他応募に関する詳細はコクヨデザインアワード2024ウェブサイトにて閲覧可能