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「HILO JINS×Patricia Urquiola」

ジンズは約2年半の時を経て、待望の「JINS Design Project(ジンズ デザインプロジェクト)」第6弾として、ミラノを拠点に世界で活躍するデザイナー Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)と協業したメガネ「HILO JINS×Patricia Urquiola」を2022年5月26日(木)よりJINS一部店舗および、JINSオンラインショップにて発売した。

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サステナビリティとは?に挑戦し続けた4年間。コンセプトは「HILO(ヒロ)」

JINSは2017年より“メガネを本質からデザインする”をコンセプトに世界的なデザイナー達との対話を通じてこれからの時代に価値あるメガネを提案する「JINS Design Project」に取り組み、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)らと協業。優れたデザインのメガネを多くの人が手に取りやすい価格で提供し、反響を呼んでいる。

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第5弾の発売から2年半。第6弾で協業するパトリシア・ウルキオラは、建築家、デザイナー、そして歴史あるイタリアのデザインで名高い企業、カッシーナ社のアートディレクターとして活躍。Louis Vuitton、BMW、Ferrari, Missoniをはじめとする多くの著名企業のほか、Flos, Kartell, Haworth, Moroso などのデザインで名高い企業のプロジェクトを手がけ、今やデザイン界のキープレイヤーとして注目を集めるデザイナー。作品はニューヨーク近代美術館、パリ装飾美術館をはじめ、世界的な美術館でも紹介されている。協業にあたり彼女が一貫してこだわったのは、「サステナブル」であること。そして生まれたコンセプトが「HILO」(ヒロ、スペイン語でイロと読む)である。パトリシアが生まれ育ったスペインの言葉で「糸」を意味し、一本の糸、連なる線、ある流れによってつなげられていくもの。未来に向けた意識や行動が行われていることを象徴しており、その思想は素材、デザインに余すことなく反映されている。

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細部に宿る美しさとサステナブルであることを両立させた渾身のアイウエア

素材は、1年以上にわたる実用化検証を経て、非可食の作物であるヒマ(トウゴマ)種子から得られるひまし油を含んだアルケマ社の「Rilsan® Clear G850 Rnew®」を採用。サステナブル製品の課題でもある、美観と強度のトレードオフをせず、パトリシアらしい発色の美しさを実現しながらも、耐久性・柔軟性を兼ね備えた一本に仕上がっている。

特別でありながら、顔に馴染む2つのデザイン

コンセプト「HILO」から誕生したのは「LAYERS(レイヤーズ)」と「FLUID(フルイド)」の2つのデザイン。それぞれにラウンドとスクエアの2型を作成し、各3色をラインアップしている。「LAYERS」は「アッセンブル」をキーワードとして、積み重ねる、つなぎあわせるという考えでデザインされ、フロント、ブリッジ、ヨロイ、テンプルなどメガネを構成する各部分のパーツを重ねて、ニュアンスカラーの層となっている。

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そして「FLUID」はテンプルからリムに至るまで一本の線でつながったデザインであり、なめらかな一筆書きのような線が、テンプルへとぐるりと回転してつながるデザイン。顔になじんで洗練された姿を演出する。

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これまでJINS Design Projectを通じて世界的巨匠から得た知見を大切に、そして、4年にわたりパトリシアと挑戦した経験をもとに、JINSはこれからも優れたデザイン性を追求した、サステナブルなアイウエアづくりに取り組んでいく。

Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)

マドリード工科大学とミラノ工科大学で建築とデザインを学び、ミラノ工科大学ではイタリアの巨匠デザイナー、アキッレ・カスティリオーニに師事。イタリア、デパドバ社で巨匠ヴィコ・マジストレッティと協働し、ピエロ・リッソーニのスタジオでチーフデザイナーを務めた後、2001 年に自身のスタジオをミラノに開設。2015 年よりカッシーナ社のアートディレクターとして活躍中。他にもLouis Vuitton、B&BItalia、Moroso、Flos、Kvadrat、BMW、Ferrari など多くの企業のプロジェクトを手がけ、注目を集めている。作品はニューヨーク近代美術館、パリ装飾美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館等、世界的な美術館で紹介されている。各国の大学で講義を行うほか、ミラノ工科大学アドバイザリーボード、ミラノ・トリエンナーレ美術館科学コミッティー・メンバー。