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「織物屋の試み展 其の二 ―ファッションデザイナー編―」を開催

京都の川島織物セルコンは、織物の未来と100年後の川島織物セルコンを考える活動のひとつとして、ファッションデザイナー三原康裕（Maison MIHARA YASUHIRO）、クリステル・コーシェ（KOCHÉ）、ロク・ファン（rokh）にファブリックのデザインを依頼し、北欧家具メーカー、フリッツ・ハンセン（FRITZ HANSEN）の代表作エッグチェアに張り込む「織物屋の試み展 其の二 ―ファッションデザイナー編―」を2020年11月18日（水）から11月29日（日）までフリッツ・ハンセン青山本店で開催する。

「織物屋の試み展 其の二」は、日本を代表する気鋭のデザイナーを起用した第１回に続き、2回目の開催となる。今回は、織物に造詣の深い三原康裕、ユースカルチャーをクチュールの世界に取り入れたクリステル・コーシェ、モダンで温かみがあるデザインを生みだすと評されるロク・ファンが導きだした「時の堆積」（三原）、「Paris Meets Kyoto」（クリステル)、「自然と本能 〜森を織る〜」（ロク）というコンセプトの元に、新しい織物の可能性を追求した、織物の未来を予見するファブリックを制作した。

三原康裕 / Maison MIHARA YASUHIRO　時の堆積　紋ビロード・引箔

クリステル・コーシェ / KOCHÉ　Paris Meets Kyoto　引箔

ロク・ファン/ rokh　自然と本能 ～森を織る～　綴織

世界中で移動が制限される中、海外を拠点に活動するデザイナーとオンラインを駆使しながら対話し、試行錯誤を繰り返し生まれたファブリックのためにコラボレーションチェアの展示会が開催される。