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ポケモンと現代アートのコラボレーション

ハイブランドとのコラボレーションでも世界で注目される現代美術作家ダニエル・アーシャムとポケモンのアートプロジェクトとして、2022年2月上旬から東京都内5ヶ所で開催される展覧会「A Ripple in Time / 時の波紋」。そのプロジェクトを記録した作品集『ダニエル・アーシャムのポケモン図鑑』が美術出版社から2月4日(金)に発売される。

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左:カバー画像、右:帯あり画像

本書概要

ダニエル・アーシャムは、「アートを身近なものにしたい!」と、ハイブランドからカジュアルブランドまで、多彩なコラボレーションも手掛けており、現代アート界で今最も注目されているアーティストのひとり。本書はダニエル・アーシャムにとって初の日本語版作品集で、ポケモンに強い思いを寄せる彼によるピカチュウ、イーブイなど24種の彫刻ドローイング、ペインティングなど91作品を収録している。それぞれのポケモンごとにさまざまな角度からじっくり作品を堪能できる構成になっている。

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作品世界を深堀りできるインタビューページも掲載

ダニエル・アーシャム本人(写真左)と、テレビアニメ『ポケットモンスター』シリーズに携わってきた湯山邦彦監督(右)のインタビューを日本語・英語で掲載。アーシャムと湯山監督のコラボ制作が実現したショートアニメ作品『“A Ripple in Time” by Pokémon x Daniel Arsham』での制作舞台裏が語られている。

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(左から)ダニエル・アーシャム、湯山邦彦監督、「“A Ripple in Time” by Pokémon x Daniel Arsham」の1コマ

世界中で大人気! 作家ダニエル・アーシャム初の日本語版作品集

フィクションとしての考古学をテーマに制作活動を続けるダニエル・アーシャム。ポケモンのアニメを見て育った彼のなかで、ポケモンを題材にした作品への制作意欲は衰えることなく100を超える数の作品を完成させてきた。本作品集では彫刻をメインにドローイング、ペインティングなど91作品を収録、 “1000年後に発掘された”ポケモンの彫刻たちが収められている。アーシャムの作品をじっくり眺めていくと、ポケモンがもつ魅力に改めて気づかされる。

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Daniel Arsham / ダニエル・アーシャム

1980年、アメリカ・オハイオ州生まれ。ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト。Fictional Archaeolgy(フィクションとしての考古学)のコンセプトに基づいて制作する作品は、立体、ペインティング、インスタレーションなど多岐にわたる。MoMA PS1ほか、世界中の数多くの美術館、国際展などで作品が発表されている。

『ダニエル・アーシャムのポケモン図鑑』書誌情報

発売美術出版社
価格3,500円+税
発売日2022年2月4日(金)
仕様192ページ、B5判変型