世界的な課題解決に取り組む若きイノベーターの発掘を目指す国際的アワード「Innovators Under 35」の日本版が応募受付を開始
米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門『MITテクノロジーレビュー』が主催する国際アワードの日本版、「Innovators Under 35 Japan」が、2021年6月1日(火)より応募受付を開始する。
当アワードは、世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る、独創的で才能ある35才未満の若きイノベーターの発掘を目的とし、過去にはGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン、Facebook共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグも受賞するなど、国際的に権威あるアワードとして高く評価されている「Innovators Under 35」の日本版。昨年に続く2回目の開催となる本年度は、「コンピューター/電子機器」、「ソフトウェア」、「輸送(宇宙開発)」、「インターネット」、「AI/ロボット工学」の5分野に、新たに「通信」、「エネルギー/持続可能性」を加えた全7分野で活動する35歳未満の起業家、研究者、活動家を募集する。最大15名の受賞者は、「Innovators Under 35」グローバル版にノミネートとなる。表彰式は、都内開催(予定)の「Innovators Under 35 Japan Summit」で実施の予定。
2021年度 応募概要
応募期間
2021年6月1日(火)〜2021年8月31日(火)
対象分野
- コンピューター/電子機器:量子コンピューター、IoT機器、VR/AR機器、カメラ、ディスプレイなどのデバイス等
- ソフトウエア:OS、ミドルウエア、アプリケーション(スマホアプリ含む)、ブロックチェーンなどの暗号技術等
- インターネット:インターネットを利用したサービス、Webサイト、および関連技術等
- 通信:5G、通信衛星、量子ネットワーク、放送関連技術、光伝送技術等
- AI/ロボット工学:機械学習/深層学習などのAI技術、産業用/家庭用ロボット、自律運転車等
- 輸送(宇宙開発含む):人工衛星、宇宙船の開発/運用、宇宙探査、宇宙利用サービス、物流、ドローン等
- エネルギー/持続可能性:風力/太陽光発電、小型原子炉、蓄電池、冷暖房、淡水化、バイオマス等
応募対象
上記7分野で活躍する、大学、スタートアップ企業、大企業、政府機関、非営利団体などに属する研究者、起業家、活動家で、35歳未満(2021年12月1日時点)の方。
応募方法
専用Webサイトから本人が応募
※第三者による推薦(情報提供)も可。その場合も最終的には本人による応募が必須となる。
選考方法
MIT テクノロジーレビューの規定(グローバル共通)に基づき、厳正かつ公正な審査を実施。各分野の専門家(専門機関の研究者、大学教授など)が審査し、MITテクノロジーレビューが最終決定。※審査員は決定次第、随時発表
選出人数
最大15 人(2021年12月発表予定)
選考者特典
以下特典が付与される。
- 「Innovators Under 35」グローバル版へのノミネート
- 「Innovators Under 35」グローバルサイトへ日本版受賞者として掲載
- MITテクノロジーレビュー[日本版]へ掲載
- 「Innovators Under 35 Japan Summit(都内開催予定)」で表彰式を実施
過去の主な受賞者
グローバル版
- 1999年:iRobot 共同創業者 ヘレン・グライナー
- 2002年:Google共同創業者 セルゲイ・ブリン
- 2007年:Facebook共同創業者兼会長兼CEO マーク・ザッカーバーグ
- 2008年:Twitter共同経営者兼CEO ジャック・ドーシー
- 2012年:Dropbox共同経営者兼CEO ドリュー・ハウストン
- 2017年:Apple/元 Google 機械学習研究者イアン・グッドフェロー
日本版
- 2020年:筑波大学、ピクシーダストテクノロジーズ 落合 陽一
- 2020年:ジーンクエスト 高橋祥子
- 2020年:InternetBar.org/マイクロソフト 安田クリスチーナ
- 2020年:イェール大学/半熟仮想 成田悠輔