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大阪・関西万博「基本計画」が策定

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催に必要な事業の方針、計画をまとめた「2025年日本国際博覧会基本計画」を策定した。基本計画は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する様々な参加形態や事業、会場のデザインを含む会場計画、そして来場者に驚きと未来への展望を与える万博を実現するための運営計画、情報通信計画、輸送計画、広報・プロモーション計画、資金計画、事業推進計画などをまとめた大阪・関西万博のマスタープラン。

基本計画に基づき、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、万博会場にパビリオンを設営して展示を行う参加国、国際機関の招請活動や企業・団体・自治体・市民団体等の参加と共創を促進するとともに、各事業の実施計画の策定や具体的な取り組みを推進し、2025年の開催に向けた準備を進める。

大阪・関西万博では、会場をカーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど未来社会を感じられる先端技術と社会システムを実装・実証する「未来社会のショーケース」とすることを目指す。また、バーチャル技術を活用し、万博の魅力と発信力を高める「バーチャル万博」の実現にも挑戦し、リアルとバーチャルが融合した、新しい国際博覧会の姿を示す。このような万博を実現するための資金計画については、会場建設費として最大1,850億円、運営費として809億円を見込んでいる。

大阪・関西万博は、世界の多様な価値観が交流しあい、新たなつながりや創造を促進し、世界的な危機を乗り越え、一人一人のいのちを守り、いのちの在り方、生き方を見つめ直すことで、未来への希望を世界に示す万博となることを目指していく。

大阪・関西万博 概要

名称2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)
テーマいのち輝く未来社会のデザイン
サブテーマSaving Lives(いのちを救う)
Empowering Lives(いのちに力を与える)
Connecting Lives(いのちをつなぐ)
コンセプトPeople's Living Lab(未来社会の実験場)
会場夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)
開催期間2025年4月13日(日曜日)~10月13日(月曜日)184日間
想定来場者数約2,820万人
URLhttps://www.expo2025.or.jp/