世界最高レベルの微細加工技術でアクリルをリアルな昆虫に再現した図鑑をオンラインで発表
世界最高レベルの微細加工技術を有するJpキュービックは、プラスチックの中でも最も加工難易度が高いアクリルを微細加工技術でリアルな昆虫に再現した《モノづくりアート~超リアル透明昆虫図鑑》をWEB上とInstagram上に公開した。同社は樹脂切削での微細高精度加工においてオンリーワンの技術を持つ国内トップクラスの企業。今回、日本のモノづくり企業が持っている微細技術の凄さと底力を多くの人に知ってもらうため、企画を実施した。
モノづくりアート~超リアル透明昆虫図鑑
通常の加工では実現不可能な精度や形状を、欠けやすい・脆い・傷が目立つ、で加工条件が悪く、難易度が高いアクリル素材をあえて使用し、「糸径Φ0.125mmのクモの巣」、「胴体長15mm×胴体幅5mm、爪径φ0.25mmのクモ」、「羽根厚0.03mmの蝶」、「壁厚0.009mmのハチの巣」、「先端径0.1mmの円錐上で完璧なバランスを保つトンボ」、「触覚や爪など細部に至るまで完璧に再現したヒラタクワガタ」など、様々な要素別の微細加工×透明&鏡面技術のコラボレーションによる凄さと美しさの技術の共演で昆虫を斬新かつアート調に表現した。
日本の製造業が世界の中で生き残る道は新興国が真似のできない微細分野での高精度技術だと言われている中、デジタル化と自動化の高度化や高性能化が進むほどコアパーツの高スペック化(小型化・軽量化・高性能化)に必要不可欠となるのが微細高精度加工の技術だ。加工機・ソフトウエア・工具・加工環境の4つのパラメーターを細かに設定する必要があり、その無限に近いパラメーターを操るには、正確かつ高度な知識と技能を持ち、論理的な思考を持つ人でなければならない。ソフトや機械や工具へのスペックに依存し、マニュアル操作でモノづくりをする海外の製造業では挑戦することすらできない領域だ。
“モノづくりアスリート集団”Jpキュービック
“限界をアップデートし、技の美学と術の哲学で技術をカスタマイズ”への挑戦を繰り返し続けることで技術を操ることをストイックに追い求める「モノづくりアスリート集団」。超高精度・薄肉・極細・微細穴・透明・鏡面など色々な技術要素で、従来では不可能であったことを可能とし、常識や概念を変えてきた。経営理念「終わりのない進化の追求」の元、シングルナノ精度の超鏡面加工、ミクロン代の薄肉加工、バリレス微細加工、など切削加工の常識・概念・限界をはるかに超える独自の技術を生み出し、“オンリーワンの技術で、ナンバーワンの付加価値を提供”を実現している。