鉄と木の家具を制作する「工房Kodama」が展示受注会「Bring forest home」を開催
95%を山林が占める西粟倉村でイスラエル出身の職人が鉄と木の家具を作る工房 Kodamaが津山の「PORT ART&DESIGN TSUYAMA」にて家具の展示受注会「Bring forest home」を2021年10月27(水)から10月31日(日)まで開催する。本展では、森からのインスピレーションを反映させた家具、「forestシリーズ」を展示。樹木の生命力・包容力を感じられるよう、テーブルの天板や椅子の座面には木が持つ本来の形をあえて残し、それらを支える鉄脚には、樹木の根や木に絡みつく蔦をイメージしたデザインを採用している。展示受注会場では職人リファも滞在し、各作品の制作背景を伝える。
自然と共にある暮らしをシェアする工房であり続けたい
西粟倉村で築120年の古民家に住み、草を刈り、畑を耕し、薪を割り、森を歩き、まさに自然と共に暮らす工房Kodamaの職人リファ。「便利なものはないけれど、なぜか心が豊かでいれる。」これこそが工房Kodamaが活動を通じて表現している価値観だ。山の木々の葉が擦れる音、川のせせらぎ、一日の終わりを告げる茜色の空。自然がそばにあるだけで心が満たされる。そんな気持ちを誰もが家庭で感じられたらどんなに良いだろう。そう考えるからこそ、工房Kodamaではただの家具ではなく、自然があるからこそ生み出せる家具、自然から受け取ったインスピレーションを反映させた家具を提供し続けている。
工房Kodama
山林に囲まれた人口約1400人の西粟倉村に拠点を置き、「Bring nature home」をコンセプトに自然からのインスピレーションを反映させた家具を制作している。工房名の「Kodama」には、工房Kodamaの家具によって自然と共にある暮らしが広がるよう、「こだまする」という意味と、山や森で生きていた”木”の”魂”を感じられるような家具を制作し、家庭に届けたいという木の魂と書いて”木魂”(こだま)の信念がこめられている。木が本来持つ形状・木目を生かした作品や、いびつな木の形をあえて残した作品、自然の中に存在する有機的・幾何学的な形状を鉄で表現した作品など、家具でありながらも自然が持つ生命力を感じられるのが特徴だ。
工房 Kodama展示受注会「Bring forest home」詳細
期間 | 2021年10/27(水)から10/31(日)まで |
場所 | PORT ART&DESIGN TSUYAMA(岡山県津山市川崎823)*駐車場有り |
時間 | 10:00〜18:00(10/27は13:00〜、10/31は〜16:00) |
入場料 | 無料 |