オカムラがデザインスタジオRainlightとコラボレーションのラウンジファニチュアコレクション「Phlox/フロックス」を発表
オカムラは2021年10月4日(月)から6日(水)にシカゴのマーチャンダイズマートにて開催された北米最大の商業インテリアの展示会「NeoCon 2021」に出展し、デザインスタジオRainlightとコラボレーションしたラウンジファニチュアコレクション「Phlox /フロックス」を発表した。「Phlox」は、自然からインスピレーションを受けてデザインされたチェアとテーブルのコレクションで、特徴的な花びらを持つナイトフロックスという花にちなんで名付けられた。人間工学に基づいた滑らかなカーブとしっかりしたインナーシェルが体をサポートするフロックスチェアとフロックステーブルの美しく柔らかな曲線を描いたフォルムがワークスペースの雰囲気を和らげ、よりよいアイデアやコラボレーションが生まれる空間を実現する。
本シリーズは全ての部材の環境への影響を考慮して設計、素材選定された環境配慮製品。フロックスチェアは、同社が開発したサステナブルなファブリック「Re:net/リネット」を使用。これは日本の使用済み漁網をリサイクルした再生ナイロン「REAMIDE/リアミド」の糸と、再生PET糸を編み込んだニット素材だ。フロックステーブルには天然原料を100%クリーンエネルギーで生産することでカーボンニュートラルを達成したリノリウムを使用した天板をラインアップするなど、環境への負荷が少ないサステナブルな素材を使用している。
フロックスチェア
人間工学に基づいた滑らかなカーブとインナーシェルが体をサポート。自然の造形からヒントを得た有機的な形状の張りぐるみシェルが空間に柔らかさをもたらす。3種類の座面高さと、豊富な脚バリエーションで空間に合わせた組み合わせが可能。
フロックステーブル
自然の中にあるような緩やかなカーブでデザインされた6種類の天板を組み合わせて使用できる。天板には、成長スピードが早く、成長時に針葉樹の40倍ものCO2を吸収する竹製の天板や、天然原料を100%クリーンエネルギーで生産することでカーボンニュートラルを達成したリノリウムを使用した天板をラインアップ。サステナブルな素材を使用している。
デザインスタジオ Rainlight
ロンドンとニューヨークに拠点を置き、世界中のプロジェクトを手掛けるプロダクトデザインスタジオ。秀逸なデザイン思考と優れたビジネス感覚を融合させ、実社会における人々の暮らしや仕事、余暇を向上させる作品を制作している。