チームラボが九州・武雄温泉の御船山楽園で開催中のアート展に「山の紅葉」が登場
九州・御船山楽園のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」に、今の季節だけ見られる色「山の紅葉」が登場。秋の「かさねのいろめ」の8色でランプが輝く。また、会場内のティーハウス「幻花亭」では、お茶に季節の花々が咲き続ける無限の世界をそのまま飲むことができる作品に、季節限定で、コスモスなど秋の花々が登場。1時間を通して、1年間の花々が咲いては散り、変化していく作品「増殖する生命の巨石」、「廃墟の湯屋にあるメガリス」でも、秋の花・彼岸花やコスモスを見ることができる。
「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」では、日本に近代以前から伝わる配色法「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめた。ランプは、秋の「かさねのいろめ」である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)、黄朽葉(きくちば)、朽葉(くちば)、赤朽葉(あかくちば)、紅葉(もみじ)の8色で輝く。
一見ランダムに設置されたランプは、人の動きに呼応して光り、伝播する。空間が固定化されていることを前提とした静的な美しさではなく、人々がこのランプに近づくことによって生まれる動的な美しさ、連続性の美しさが楽しめる。それは、人の存在による空間の変化や動きを受け入れた新しい時代の空間のありようのようだ。ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)で制作。
「チームラボ かみさまがすまう森」と、サウナシュラン2019で日本一のグランプリを獲得した、御船山楽園ホテルのサウナ「らかんの湯」がコラボレーション。3000年の神木のある森、1300年前の行基の五百羅漢の洞窟、江戸時代に造られた庭、歴史の森のサウナで脳を開き、50万平米の森と庭園に広がるアートを体験することができる。サウナとアートの新しい体験ができる御船山楽園ホテル「らかんの湯」の日帰り入浴と「チームラボ かみさまがすまう森」のセットチケットを、1日40名限定で販売。
その他の展示作品
「チームラボ かみさまがすまう森 」開催概要
会期 | 2020年7月22日(水) - 2020年11月8日(日) |
会場 | 御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100) |
時間 | 9月13日(日)まで 19:00 - 22:30 |
料金 | 平日(8月11日~8月14日を除く): 大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円 土日祝および8月11日~8月14日: 大人 1,400円、中高生 800円、小学生 600円 *未就学児は無料 |
チケット販売 | 公式チケットサイト、ローソンチケット、御船山楽園 |
問合せ | 0954-23-3131(御船山楽園ホテル) |