“絵画のような絵本”の世界を立体化した展覧会と限定アイテム販売
アーティスト・政田武史が“まさだ たけし”として初めて手がけた絵本『おいわいのぼうけん』が2025年4月19日(土)に出版される。それを記念し、東京・代官山のギャラリーAISHOで 2025年4月19日(土)から5月24日 まで原画展を開催。絵本の世界観を立体的に体験できる展示のほか、サイン会や限定グッズ販売なども実施される。
絵本のような絵画から「絵画のような絵本」へ
まさだたけしはこれまで、ストーリー性とウィットに富んだキャラクターを描いた「絵本のような絵画」で知られてきた。特にコロナ禍における社会的な制約の中、自身のアトリエで生まれた冒険絵画シリーズは多くの共感と支持を集めた。その中に登場する人気キャラクター“レンレン”を主役とした新作絵本『おいわいのぼうけん』では、画家としての視点から構成された全36ページを、すべて手描きで仕上げている。
絵本と連動する原画展「おいわいのぼうけん」
展覧会では、絵本に収録された原画や未公開シーン、構想段階のスケッチやアイディアメモ、さらにはキャラクターの立体作品などもインスタレーション形式で展示。絵本に描かれた物語を実空間で楽しめる構成となっている。また、展覧会初日と翌日には作家の在廊によるサイン会も実施される予定。




コラボレーションアイテムやクラウドファンディングも展開
今回の出版を記念し、ファッションブランド「DISCOVERED」とのコラボレーションによる限定アイテムも多数登場。親子で着られるTシャツやキャラクターアクリルスタンド、トートバッグなど、絵本の世界観を日常に持ち帰れるようなラインナップが用意されている。さらに本プロジェクトは、今後の英語・中国語など多言語翻訳版の制作や国内外での巡回展を見据え、クラウドファンディングも実施中。数量限定の返礼品も用意されており、アートを通じた国際的な展開に向けた第一歩となる。
まさだ たけしプロフィール
東京を拠点に活動する美術作家。日本国内外の展覧会で作品を発表し続け、近年では「絵本のような絵画」をテーマに、物語性とユーモアを感じさせるキャラクターたちを描いた作品で注目を集める。2024年より“まさだたけし”名義で絵本の制作に取り組み、今回初の絵本作品『おいわいのぼうけん』を発表。素材や描画にこだわり、全ページを手描きで仕上げた「絵画のような絵本」として新境地を切り拓いている。
原画展「おいわいのぼうけん」開催概要
会期 | 2025年4月19日(土)から5月24日(土)まで |
会場 | AISHO |
URL | https://www.aisho.art/ |