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「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展

サントリー美術館は、リニューアルオープンを記念して「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展を2020年5月13日（水）から7月5日（日）まで開催する。サントリー美術館は「生活の中の美（Art in Life）」を基本理念に展示及び収集活動を行ってきた。絵画や彫刻だけではなく、日常使う道具や調度に美を認め、生活の中で味わい愉しむ。これが日本の美意識の特徴のひとつであり、その美意識のもとに多くの名品が見出され制作されてきた。サントリー美術館は、1961年の開館以来、企画展や収蔵品展を通じて、このような美術作品を広く紹介してきた。

サントリー美術館はリニューアル後、初となる本展で改めて基本理念に立ち返り、酒宴で用いられた調度、「ハレ（非日常）」の場にふさわしい着物や装飾品、豪華な化粧道具などから、異国趣味の意匠を施した品々まで、生活を彩ってきた華やかな優品を厳選して展示する。また、本展では、新たな試みとして、古美術に造詣の深い現代作家の山口晃、彦十蒔絵・若宮隆志、山本太郎、野口哲哉のサポートのもと、現代アートとサントリー美術館のコレクションをクロスさせた特別展示を行う。