新しい民泊でブランドやアーティストの世界観を体感
渋谷区を中心にユニークな住宅宿泊事業(民泊)などを手がけるロクヨンは、ブランドやアーティストのファンが泊まってその世界観及び作品を堪能、そして体験できる新しい民泊事業をスタートする。
事業開始にあたって、ロクヨンは渋谷区神宮前に所有するマンション「Yados神宮前」を大規模リニューアル。Yados神宮前にて、202号室では各界若手アーティストが月替わりで出展する「原宿夜ふかしアート展」を、301号室においては家具店が始める民泊「セカイクラス」を順次スタートする。施設名「Yados」には宿泊ゲストが[”宿す”る」、また、入居するブランドが空間に世界観を「宿す」の二つの意味が込められている。
Yados神宮前は、ECサイト/SNS等のオンライン空間や、実店舗、個展のような従来のオフライン空間とは異なる、『宿泊空間』という場で新たな体験価値を提供し、ブランド価値創造、顧客コミュニケーションを向上する新しいプラットフォームを目指す。また、沢山のブランドショップが立ち並ぶ原宿エリアにおいて、実店舗と連携することで、宿泊と購入・体験が連動したユニークなまちの機能を創造し、原宿のまちの活性化に努める。
Yados神宮前202号室 「原宿夜ふかしアート展」
『民泊×アーティスト』 泊まれる個展
202号室では「夜ふかしアート展」として1~2か月毎にイラストレーター、動画クリエイター、フォトグラファー等のアーティスト/クリエイターとのコラボレーションを行い、各々のファンに向けた期間限定の宿泊空間を提供する。
「夜ふかしアート展」 出展予定アーティスト
CHiNPAN
会期:2021年4月23日(金)~5月30日(日)
2008 年 国立新美術館「アジア創造美術展」への入選をきっかけに水墨画家としてのキャリアをスタート。「融合」をテーマに、紙だけに留まらず水墨表現の可能性を追求している。店舗内装やファッション、音楽関連のビジュアル制作等、幅広く活躍中。
BANBU
会期:2021年6月4日(金)~7月19日(月・祝)
現在24 歳、国内のアートの専門学校を卒業後、カナダ、ニューヨークへのアート留学を経て東京を中心に活動。三つ目の青いキャラクターモチーフを反復し使用するカラフルでキャッチーなグラフィックで、現代の多様性を訴える。
※予約や最新情報は、特設ページにて参照。
Yados 神宮前301 号室 「セカイクラス」
『民泊×ファニチャー』 Japan Black をコンセプトとした日本の素材が生み出す黒の空間
左官や漆喰によって作り出される、極限まで削ぎ落とされたジャパンブラックな空間。そんな閑かな空間に、世界中から集められたヴィンテージ家具やアートが配置され、“世界の暮らし”に触れ合うことのできる空間が誕生。展示されている家具や雑貨、アートなどは全て購入可能で、実体験を通じた新しい小売の提案も行う。家具やアートは定期的に入れ替えを行い、常に新たな発見を楽しめる空間になる。