Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

アーティストや文化分野のエキスパートによる対話の様子をライブ配信

カルティエは2022年5月16日パリにて2回目の「カルティエ アート ダイアローグ」を開催する。「”Beyond Boundaries”, artistic interactions and creative processes(境界を越えて―芸術的相互作用と創造的プロセス)」と題する今回は、音楽からガストロノミー、映画、ビジュアルアート、香水、建築までさまざまな創作活動の分野で活躍する著名人や国際的な文化機関の代表者たちがテーマに沿ってトークを繰り広げる。

adf-web-magazine-cartier-art-1

参加者たちはいかにアイデアと芸術作品が時空を超えて循環し、豊かな文化や新たな創造の融合をもたらしてきたか、伝統的技法が現代アーティストの作品に影響を与えるのと同様にいかにあるスタイルのムーブメントが芸術表現のあらゆる分野に影響を与えるのかについて議論する。また創造性とは何か、創造性という概念が現実と空想の世界をどのように流れているのか、芸術的インスピレーションはどこから来るのか、そしてこのインスピレーションが2つのパラレルな世界の間をどのように行き来しているのかについても、意見交換が行われる。

adf-web-magazine-cartier-art-2

2回目となる「カルティエ アート ダイアローグ」は、ルーヴル美術館のミシェル ラクロット ホール(Michel Laclotte Auditorium)にてアート、建築、デザイン、経営、商業など、さまざまな分野の学生を対象に開催。また当日の模様は誰でもアクセス可能な専用プラットフォームでオンライン配信される予定。このイベントはルーヴル美術館の特別協力のもと、メゾン カルティエの支援を受けてパリ装飾美術館とダラス美術館の共同企画として開催された『Cartier and Islamic Art: In Search of Modernity(カルティエとイスラム芸術、モダニティの源流へ)』展に続くものとなっている。 このシリーズの第1回は2021年2月、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館にて『Cartier: Passing on Heritage and Savoir-Faire – Masterpieces from the Hermitage Museum and Cartier Collection(カルティエ : 伝統とサヴォアフェールの継承 -エルミタージュ美術館とカルティエ コレクションの傑作)』展の期間中に開催された。

「カルティエ アート ダイアローグ」”BEYOND BOUNDARIES”(境界を越えて)開催概要

開会の言葉(ライブとリプレイ配信)

16:15〜16:45 【日本時間 2022年5 月16日 23:15~23:45】

  • ローレンス・デ・カール(Laurence des Cars)-ルーヴル美術館館長
  • シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)-カルティエ インターナショナル プレジデント & CEO
アーティストの視点から見た、時空を超えたスタイルの影響(ライブとリプレイ配信)

16:45〜17:45 【日本時間 2022年5 月16日 23:45~24:45】

  •  ジェローム・サンス(Jérôme Sans)-美術評論家・モデレーター
  • エリザベス・ディラー(Elizabeth Diller)-建築家
  • シモ ーネ・メネゼス(Simone Menezes)-指揮者
  •  マリアンヌ・イブラヒム(Mariane Ibrahim)-ギャラリスト
  • ツァイ・グオチャン(Cai Guo-Qiang)-アーティスト
文化機関の代表者の視点から見た、時空を超えたスタイルの影響(ライブとリプレイ配信)

17:45〜19:00 【日本時間 2022年5 月16日 24:45~26:00】

  • ナザニン・ランカラニ(Nazanin Lankarani)-ジャーナリスト、コンサルタント、モデレーター
  • ローラン・ル・ボン(Laurent Le Bon)-ポンピドゥーセンター 館長
  • ソフィ・マカリウ(Sophie Makariou)-フランス国立ギメ東洋美術館 館長
  • トリストラム・ハント(Tristram Hunt)-ヴィクトリア&アルバート博物館 ディレクター
  • スーラヤ・ヌジャイム(Souraya Noujaim) -ルーヴル アブダビ 科学・学芸コレクション マネジメントディレクター
  • ピエール・レネロ(Pierre Rainero)-カルティエ イメージ スタイル & ヘリテージ ディレクター
現実と空想の世界を行き来する創造の旅(リプレイ配信のみ)
  •  アミラ・カサール(Amira Casar)-女優、カルティエ アンバサダー & セレモニーマスター
  • マチルド・ローラン(Mathilde Laurent)-カルティエ 調香師
  •  モリー・サコ(Mory Sacko)-レストラン「モスケ(Mosuke)」スターシェフ
  •  ベアトリス・ミリャーゼス(Beatriz Milhazes)-アーティスト
  • ファブリス・ブストー(Fabrice Bousteau)-『Beaux Arts Magazine』編集長

カルティエ アート ダイアローグについて

カルティエのスタイルの強さはまったく異なるスタイルの伝統からインスピレーションを得て、その普遍性を生かすことに起因するものです。だからこそ、カルティエのクリエイションは、時代を超越し、人類全体に属するものとなっているのです。カルティエの名品は、世界中の、そしてあらゆる時代の愛好家たちにインスピレーションを与え続けています。

シリル・ヴィニュロン ( カルティエ インターナショナル プレジデント & CEO )

芸術と文化をめぐる対話は創造的なプロセスにおいて常に不可欠な役割を果たし、カルティエにとって重要なインスピレーション源となっている。それゆえに「カルティエ アート ダイアローグ」はさまざまな芸術的ビジョンや専門家の視点を共有し、アイデアと知識の伝達を促進するという行為に与えられた重要性を形として表現したものである。このシリーズはカルティエの他の芸術的・文化的な取り組みとともに、今後も継続される予定。