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スウェーデン建築ユニットCKRが手掛けた日本橋兜町「K5」にてデザイン・アート・建築に触れる秋の期間限定企画

日本橋兜町の歴史的な銀行建築をリノベーションして誕生したマイクロ複合施設「K5（ケーファイブ）」は、館内のいたるところで感性に響く体感を提案する「K5 EXPERIENCE」を2021年10月22日（金）よりスタート。期間中は 「LOFT EXHIBITION」 や 「STAY with ART」 など、建築やデザイン、アートに関連する数々の企画が同時開催される。

©︎ Yikin Hyo

HOTEL K5のスイートルームを初めて一般公開し、スウェーデンの建築家ユニットClaesson Koivisto Rune（クラーソン・コイヴィスト・ルーネ／以下CKR）がデザインしたオリジナル家具や雑貨をはじめ、その空間に存在するアイテムをその場で購入・注文できる展示会を期間限定で開催。また、国内の気鋭作家によるアート作品や器を館内1階と客室に展示するプロジェクトなどを実施する。

スイートルーム「K5 LOFT」

LOFT EXHIBITION （ロフト エキシビション）

2021年10月28日（木）から11月3日（水）の期間限定で、ホテルのスイートルームを活用し、その世界観を体感できるアート空間と位置付けた「LOFT EXHIBITION」と題した展示販売会を開催。椅子やテーブル、照明など家具、K5オリジナルアイテム等を実際に見ながら購入することができる初めての試み。CKRをはじめとして各家具メーカーの協力のもと、受注生産を中心とした展示販売を行う。また、スウェーデンで開催された展示会「CLAESSON KOIVISTO RUNE IN JAPAN」のビジュアルブック（限定25冊）を日本で初めて販売する。

展示販売予定のアイテム。上段左から1,2番目および下段右から1,2枚目＝Bukowskis, 下段左＝Time&Style, 下段左から2番目＝マルニ木工

STAY with ART

2021年10月22日（金）から11月30日（火）の期間、館内1階のSwitch Coffeeと一部のHOTEL K5客室にてアート作品、食器や花器などを配置し、まるで小さなギャラリーのような感覚で見て触れられる機会を提供する新プロジェクト「STAY with ART」を実施。

期間限定で置かれる作品の一例（野口寛斉の作品）

初回のキュレーションは、新木場にある「生きた時間と空間を可視化する」複合施設CASICAのディレクションにも携わる CIRCUSの鈴木善雄、引田舞とのコラボレーション。土器の造形からインスパイアされた花器などの陶器をはじめ、そこから派生された版画や絵画を描く野口寛斎の作品群を中心に、造形的に美しい様々な作家作品や古物などを期間限定で配置、展示販売する。

HOTEL K5 スタッフユニフォーム 2021秋冬バージョン featuring UNITED ARROWS & SONS by DAISUKE OBANA

CLAESSON KOIVISTO RUNE について

1995年にMårten Claesson、Eero Koivisto、Ola Runeの三人によって結成された、建築やデザインなどの多領域に亘って活躍するスウェーデンのデザインパートナーシップ。K5では地下1階から4階まで全館のデザイン監修をしたほか、ホテル客室に置かれている家具や文房具まで様々なものをオリジナルでデザインしている。2020年には「ELLE DECOR DESIGN AWARD」で「Interior Designer of the Year」を受賞。また今年8月にはCKRが過去30年の間に日本で生み出したデザインプロダクトを紹介する「CLAESSON KOIVISTO RUNE IN JAPAN」という展示会がストックホルムで開催された。

Claesson Koivisto Rune