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クリエイター奨学生第7期の6名が参加するグループ展

クマ財団の若手クリエイター育成支援制度「クリエイター奨学金」採択クリエイターによる展覧会「KUMA experiment」の第4弾として、企画展「まばたきの透間」が2024年1月13日(土)から1月28日(日)までクマ財団ギャラリーで開催される。クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいる。

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参加するクリエイターは、人々が純粋に見て楽しめるアニメーションを探求する岡井莞志、「金属で描く」をテーマに工芸作品を制作する河田歩里、木や鉄、さらには熱や風を素材として組み合わせた作品を手がける辻一徹、インスタレーションやパフォーマンス、文章など幅広く活動する手塚美楽、版表現を織り交ぜながら自身の身体像を新たな角度から思考する堀田ゆうか、フロントエンドデベロッパとして活動する傍ら、メディア・アート作品の制作を行なう松本新の6名。異なる領域で未来を見据えて創作する若手クリエイターがそれぞれの取り組みを発表する。

参加クリエイター

岡井 莞志 / Kanji Okai

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人々が純粋に見て、楽しめるものを創造していきたい。

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岡井 莞志《Nightmare》2020

河田歩里 / Ayuri Kawada

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広島市立大学大学院芸術学研究科金属造形研究室 在籍。「金属で描く」をテーマに伝統的な技法や素材を用いて作品を制作。絵を描くように、歌を歌うように、自己表現としての伝統工芸を信じている。私の心に留まった自然の風景を誰かの心にも留まるように描き出したい。

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河田 歩里《赤銅象嵌小箱「水面」》2021

辻一徹 / Ittetsu Tsuji

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東京藝術大学デザイン科在籍中。鉄や木といった触れることができるものだけでなく時間や重力、熱や風といったものまでを素材とし、それらが内包する生々しい感覚を探りながら素材同士を組み合わせ、さらにそれらに二次元上や空想上、理想や予測では想定し得ないズレや偶然性を孕ませた作品を制作する。

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辻 一徹《Enohpomarg》 2022

手塚美楽 / Mira Tezuka

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武蔵野美術大学卒業。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻在学中。2021年第一歌集『ロマンチック・ラブ・イデオロギー』を書肆侃侃房より刊行。インスタレーション、パフォーマンス、文章表現による作品制作をおこなう。

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手塚 美楽《ロールプレイング理想の彼女》2023

堀田ゆうか / Yuka Hotta

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支持体を俎上に、あるいは支持体を抜け出した自身の記憶の中に残存する身体の気配に形を与えて、新たな身体のイメージを滲ませるような制作を行なっている。近作ではスキャナーなどの外的なメディア、版表現を織り交ぜながら自身の身体像を新たな角度から思考している。

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堀田 ゆうか《eeeyyyyee.》2022

松本新 /Arata Matsumoto

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兵庫県出身。フリーランスのフロントエンドデベロッパとして活動する傍らメディア・アート作品の制作を行なっている。自身の根源的な恐怖である無限という概念を時間や死生といった観点から再構築することで、その恐怖を和らげることができるのではないかと画策している。

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松本 新《time event〈5 frames〉》2023

クマ財団

コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展示会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援している。

「まばたきの透間」開催概要

会期2024年1月13日(土)〜1月28日(日)
時間12:00~19:00
会場クマ財団ギャラリー
料金無料
主催クマ財団
URLhttps://tinyurl.com/yzh8k7f4