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80年代ニューヨークのアートシーンを象徴する二人の作家

ケニー・シャーフ&キース・ヘリング:K! K!」が、中村キース・ヘリング美術館で2026年6月6日(土)から2027年5月16日(日)まで開催される。キース・へリング没後初となる、盟友ケニー・シャーフとの二人展となる。本展にはシャーフ自らが展示構成に関わり、二人の作家の関係性を軸に、これまで十分に紹介されてこなかった共同プロジェクトや相互の影響関係に光を当てることで、知られざるヘリング像を提示する。

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© Marcello Mencarini. All rights reserved 2026 / Bridgeman Images

本展のみどころ

80年代ニューヨークのアートシーンを象徴する作家によるヘリング没後初の二人展

1980年代、ニューヨークのダウンタウンでは、アートが美術館やギャラリーの枠を越えて街や人と結びつき、新しい表現が次々と生まれた。地下鉄、壁、ストリートといった日常の空間はアーティストたちの実験場となり、資本主義的文化とアンダーグラウンド・カルチャーの境界は急速に揺らいでいった。ケニー・シャーフとキース・へリングはこのようなアートシーンの中心にいた。

共同プロジェクトや両者の関係性から知られざるヘリング像に迫る

シャーフの記憶や所蔵資料を紐解きながら、二人の共同プロジェクトや交友関係にも注目。中村キース・へリング美術館のコレクションやアーカイブからヘリングを見つめ直し、その思想や表現の背景に迫る。

日本ではめったに見ることができないケニー・シャーフ作品が一堂に

ニューヨークからマイアミ、ロサンゼルスと拠点を移しながら現在まで継続して作品を発表し、ストリートアートのレジェンド、またアメリカの現代美術を代表するアーティストの一人であるケニー・シャーフの作品は、日本ではこれまで体系的に紹介される機会は多くなかった。本展では最新作も含めて紹介される。

主な出品作品

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ケニー・シャーフ《JANGARU!》2023年、Courtesy of Nanzuka

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キース・ヘリング《フラワーズⅣ》1990年、中村キース・ヘリング美術館蔵

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『Restless - Keith Haring in Brazil』(2013年)からのスチール、Courtesy of Guto Barra

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バイーア州(ブラジル)の壁画とキース・ヘリング, 1984年, Courtesy of Kenny Scharf

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Installation view: Kenny Scharf solo exhibition "I’m Baaack", Nanzuka Underground, Tokyo, 2023, Courtesy of Nanzuka

ケニー・シャーフ

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Photo: Broza Photo

1958年カリフォルニア州生まれ。1980年代ニューヨークのアートシーンを代表する存在であり、アメリカ現代美術を牽引してきたアーティストのひとり。キース・ヘリングやジャン゠ミシェル・バスキアと時を同じくしてダウンタウン・ニューヨークに現れ、アニメーション、SF、音楽の要素を取り入れながら、絵画、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスと多岐にわたる手法で独自の視覚世界を展開してきた。1980年代以降、環境問題にも取り組み、エコロジーへの意識を促す作品を継続的に制作している。鮮やかな色彩と有機的なフォルムを特徴とするその作品は、ユーモアと批評性を併せ持つ。

キース・ヘリング

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Photo: Makoto Murata

1958年ペンシルベニア州生まれ、1990年ニューヨークにて没。1980年代初頭にニューヨークの地下鉄で、黒い紙が貼られた広告板にチョークで描くプロジェクト「サブウェイドローイング」を始め、一躍その名を世に広める。1983年の初来日以降、展覧会の開催や自身のショップの2号店として「ポップショップ東京」をオープンするなど、日本でも多岐にわたる活動を展開。1988年には「エイズ」と診断され、翌年にキース・ヘリング財団を設立。1990年にエイズによる合併症のため31歳で亡くなるまで、精力的に活動を続けた。

「ケニー・シャーフ&キース・ヘリング:K! K!」開催概要

会期2026年6月6日(土)~2027年5月16日(日)
会場中村キース・ヘリング美術館
URLhttps://tinyurl.com/tams56kj