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「光」をテーマにフランスを中心に世界的に活躍アーティスト田原桂一の展覧会

田原桂一は、「光」をテーマにフランスを中心に世界的に活躍するアーティストで、木村伊兵衛写真賞、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、パリ市芸術大賞など数多くの賞を受賞し、その表現方法は写真にとどまらず、彫刻や映像、インスタレーションなど、様々な領域に渡る。ポーラ ミュージアム アネックスでは、昨年2020年の臨時休館により開幕が延長していた展覧会「田原桂一 表現者たち -白の美術館- 」を2021年4月28日(水)から5月30日(日)まで開催する。

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Andre Masson 1981

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Joseph Beuys 1981

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Christian Boltanski 1979

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Laura Betti 1987

本展では、田原桂一が1978年から1987年に撮影した画家のアンドレ・マッソンやヨーゼフ・ボイス、クリスチャン・ボルタンスキーなど、世界的な巨匠の「ポートレート」シリーズを中心に、最後に手掛けた「白の美術館」での表現者たちを撮影した作品を展示する。田原桂一にとってポートレートを撮影することは、単なる肖像写真ではなく、その人物の瞳の奥に秘められた想いや気配などから放たれる「Lumière」(光・知識・啓示)までも掴み取ること。作品を通じて、自らが発する者だけが「表現者」ではなく、鑑賞者も含めその「Lumière」を共有する者全てが「表現者」であると強く思い知らされる。

表現者とはドン・キホーテだ

時にバカにされ、挫折を繰り返しながらも、自らを信じ、
たとえ年老いても夢と希望を胸に旅を続ける人。

彼ら表現者たちにもかつてドン・キホーテと呼ばれた時代があった。

いや、ドン・キホーテだったからこそ
周囲の視線をモノともせずに突き進んだものだけが
手にすることができる今が、見ることのできる未来がある。

彼らは今、どんな未来を見据えているのか・・・。

田原桂一

「田原桂一 表現者たち -白の美術館-」概要

会期2021年4月28日(水)- 5月30日(日)[33日間] ※会期中無休
開館時間11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)
入場料無料
会場ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
主催ポーラ・オルビスホールディングス