弘前れんが倉庫美術館が「りんご前線」を開催
弘前れんが倉庫美術館では、秋冬プログラムに「りんご前線 - Hirosaki Encounters」を2021年9月18日(土)から2022年1月30日(日)まで開催する。本展では、りんごのテロワール(土壌)としての「弘前」の地に注目し、弘前ゆかりのアーティストの作品や、当地との出会いで生まれた作品を紹介するとともに、企画展タイトルの”前線”をキーワードに、弘前との出会いや異なる世界との交差、家族の歴史を通した自らのルーツの発見といった様々な遭遇や対峙・交流から生まれるエネルギーなどについて考える。
展覧会の見どころ
イギリスを代表するアーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンス (Cerith Wyn Evans) が弘前でりんごに出会ったことから発想して制作した高さ7mにおよぶ巨大なネオンの彫刻を、春夏プログラムから継続して展示。さらに弘前市の名誉市民である洋画家の佐野ぬい、現在はパリを拠点に活動する弘前出身の斎藤麗、そして父親が弘前生まれというルーツをもち、小説執筆や漫画家、アーティストとして多彩な活動を展開する小林エリカなど、弘前と様々な接点を持つ5名のアーティストが参加する。絵画、彫刻、ドローイング、映像、インスタレーションなど多様な作品群を、煉瓦倉庫を改修した特徴的な展示空間に合わせて、弘前ならではの展示が広がる。
参加アーティスト
小林エリカ、斎藤麗、佐野ぬい、塚本悦雄、村上善男、ケリス・ウィン・エヴァンス
「りんご前線 - Hirosaki Encounters」開催概要
会期 | 2021年9月18日(土)から2022年1月30日(日)まで |
時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
場所 | 弘前れんが倉庫美術館 (青森県弘前市吉野町2-1) |
休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日に振替) |
観覧料 | 一般 1,300円(1,200円) |
ウェブサイト | https://www.hirosaki-moca.jp/ |