角川武蔵野ミュージアム、武蔵野樹林パークと『VOGUE JAPAN』がコラボ
現在発売中の『VOGUE JAPAN』4月号「クリエイティビティ」特集号では、日本の「創造性を支える」才能や仕事に注目。ファッションを中心に、サステナブルな素材開発や伝統工芸を革新するアーティストなど、伝統から最新テクノロジーまで日本のクリエイティビティパワーを紹介している。
その中でも、角川武蔵野ミュージアム4F「エディット&アートギャラリー」で開催中の「米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい」の展示作品「大蜘蛛伝説」、そして、同じくミュージアム4F~5F「本棚劇場」で展開しているプロジェクションマッピング、さらに武蔵野樹林パークで開催中の「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」のアート空間を背景にしたファッションモデルとのコラボレーション撮影は、独創的でドラマチックなストーリーを演出している。
今回のコラボの中で、アーティストユニット、米谷健+ジュリアによる「大蜘蛛伝説」を背景に写真家・小浪次郎が撮影したモチーフは、両者ともブラックライトを受けて発光する素材によって、それらがグリーンとオレンジの対比で美しく輝き、空間を異世界に変容させている。さらにこのビジュアルを「大蜘蛛伝説」の、旅人を食べる大蜘蛛を退治するために人形を囮に使った、という伝承の物語とも重ねることで、連想、空想の世界はより一層広がっていく。
角川武蔵野ミュージアムは、図書館、美術館、博物館が融合し、イマジネーションを連想させながら、リアルとバーチャルを行き来する、世界でも類を見ない文化複合ミュージアム。様々なジャンルの才能が融合することによって生まれる新たな創造性を、未来に向けて積極的に発信している。