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日本人アーティスト3人によるグループ展「UNLOGICAL」が開催

アート展示スペースのMONO.LOGUES(モノローグス)は、2021年7月16日(金)から8月9日(月)まで、日本人アーティストによるグループ展「UNLOGICAL」を開催する。出展アーティストは、丸山太郎三瓶玲奈KENTA SENEKTの3名。adf-web-magazine-unlogical-1

本展は、作家の思考や作品の共通性に重きを置くのではなく、むしろ異なった表現手法や制作概念を持ち、また作家同士に私的な繋がりのない3 人のアーティストに着目。その独立した個々の表現から奏でられる多声性という新たな結びつきが、空間に何を響かせ、鑑賞者一人ひとりとどの様な対話を図るのかを探っていく。またその対話を通す事で、”鑑賞者自身が自らとも対話する”といった対話対象の移行を促し、物の見方や捉え方といった視点の再構築へと導く。

アーティスト紹介

丸山太郎(まるやま・たろう)

丸山太郎は、1991年神奈川県生まれのアーティスト。2021 年東京藝術大学大学院博士後期課程彫刻研究領域修了。ポップカルチャーや郊外文化、量販店や繁華街の雑多な風景からインスピレーションを受け、それらの統合と矛盾の許容に焦点をあてている。そして、そこから構築される作品群は、木彫やセラミックなどの伝統的な表現メディアに工業製品を組み合わせた、既存のステレオタイプへの造形的なスラングといえる。主な個展に、2019 年「一緒にいようぜ」(Gallery HIROUMI/東京)、2019 年「日差しと不倫と優しい気持ち」(TAKU SOMETANI GALLERY/東京)がある。

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Freak out/ 2019/ wood, pipe, PVC board, stainless/ H1500×W430×D350 mm

三瓶玲奈(みかめ・れいな)

三瓶玲奈は、1992年愛知県生まれの画家。2017 年東京藝術大学大学院美術研究科油画修了。主な個展に2021年「熱をさわる」(MONO.LOGUES/東京)、2020年「色を見る」(Yutaka Kikutake Gallery/東京)、2017年「project N 69 三瓶玲奈」(東京オペラシティアートギャラリー)など。日常の中で捉えた光景からその印象の元を辿り、繰り返し考察することで人間の知覚についての絵画表現を追求している。

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Touch the heat/ 2021/ 318×410mm/ Oil on canvas

KENTA SENEKT (ケンタ・セネクト)

KENTA SENEKTは、1987年京都生まれのアーティスト。2007年、即興表現の一つであるライブペイントを中心に制作活動を開始。徐々に内的要素を併せ持った壁画やタブローへとメディアを移行させ、近年はインスタレーションや立体といった表現領域まで幅を拡張させている。友情の親密性や、分離した思い出、それらを繋ぎとめるようなスナップ写真など、日々の心情や出来事を混ぜ合わせ、支持体に反映させている。それは意識と無意識といった性質の狭間で心的バランスを保持しながら、身体性と精神の解体を目指し描かれたものである。2013~2017年メルボルン、2018年ベルリンなど、海外での活動期間を経て、現在は大阪を拠点に活動している。主な個展に2016年「SPECTRUM」、2017年「EQUILIBRIUM」(共にBACKWOODS GALLERY/メルボルン) がある。

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Moment by moment1/ 2018/ 727x530mm/ acrylic, spray, color pencil on canvas

「UNLOGICAL」開催概要

会期2021 年7 月16 日(金)~ 8 月9 日(月)※金・土・日・月のみオープン
時間金・月/ 13:00~18:00、土・日/ 12:00~17:00
会場MONO.LOGUES
展示アーティスト丸山太郎/ 三瓶玲奈/ KENTA SENEKT
入場料無料
URLhttps://www.monologues.jp/unlogical/