人と地球環境に優しい「木造都市」の実現に向けて挑戦
シェルターは、「シェルターインクルーシブプレイス コパル(山形市南部児童遊戯施設)」が、日本ウッドデザイン協会主催の「ウッドデザイン賞2022」受賞作品188点のうち、ライフスタイルデザイン部門建築・空間分野の上位賞にあたる「優秀賞 林野庁長官賞」を受賞したことを発表した。今後も、ウッドデザイン賞が目指す“木のある豊かな暮らし”を推進し、人と地球環境に優しい「木造都市」の実現に向けて挑戦していく。
シェルターインクルーシブプレイス コパル概要
美しい山並みに呼応する雲のような屋根が特徴的な本施設は、「障がいの有無や、人種、言語、家庭環境に関わらず、多様な個性や背景を持った全ての子どもたちの遊びと学びの場」という基本方針を持つ、全国的にも事例の少ないインクルーシブ施設。2022年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」受賞、第16回キッズデザイン賞「奨励賞キッズデザイン協議会会長賞」受賞、日本空間デザイン賞2022入賞。
評価のポイント
雄大な木造ドームや木質感の溢れる回遊型の大空間で、子どもの年齢、性別問わず思いのままに遊べ、多様でチャレンジングな遊びを誘発する。雨天の際や冬季の外遊びの制限といった課題を解決するための屋内型施設は地域にとって貴重であり、その外観も周辺風景に溶け込む美しさを併せ持っている。
ウッドデザイン賞
木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度。