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温泉を活用した“保養”や“地域活性”について特集

ディスカバー・ジャパンが発行する月刊誌『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』2024年2月号「人生に効く温泉」が2023年1月6日に発売された。日本は世界でも有数の温泉大国で全国各地に3000近くの温泉地があり、その泉質もさまざま。地球エネルギーを秘めた温泉は日本の宝でもある。歴史的にも日本人を癒やし、元気にしてきた。今回、日本が誇る豊かな資源である温泉を活用した“保養”や“地域活性”について特集し、その可能性をひも解く。adf-web-magazine-discover-japan-vol.147-1

温泉地に1泊ではなく、数日滞在することで真の温泉のパワーや効能を感じることができる。また温泉は湯あるところに人が集うコミュニケーションを生む装置でもある。超長寿社会に突入している日本にとって“心身が健やかであること”は重要なキーワード。慌ただしい暮らしの中に温泉での保養をうまく取り入れ、そして温泉を地域資源として時代にあわせて活かすことに、人も地域も元気になれるヒントがある。

温泉が人も地域も元気にする

日本を代表する温泉地で御三家で知られる大分「由布院温泉」は、賑やかな観光地の温泉というイメージが強いが、かつては温泉保養のための別荘地だった。そんな由布院で温泉保養地としての可能性を模索する。また、街ぐるみで公衆浴場「恩湯」をリニューアルさせた山口「長門湯本温泉」では1月下旬から3月頭まで「音信川うたあかり2024」というアートナイトを開催するなど、目が離せない温泉地の取り組みを紹介。さらに、歴史ある温泉街 島根「温泉津温泉」では移住者をきっかけに新しい宿や店が増え、“第二の故郷”と人が集う温泉街の魅力を紹介する。adf-web-magazine-discover-japan-vol.147-2

温泉教授・松田忠徳と温泉ビューティ研究家・石井宏子が選ぶ保養にいい温泉 & 温泉宿

数日滞在しての温泉保養について、40年以上全国の温泉を巡って研究している温泉教授・松田忠徳が惚れた名湯を。また、温泉ビューティ研究家の石井宏子は好みの食事や仕事が出来る環境が整うなど、中長期滞在が叶う温泉宿や過ごし方を紹介する。adf-web-magazine-discover-japan-vol.147-3

松田忠徳おすすめの名湯

乳頭温泉郷 / 榊原温泉 / 花巻南温泉峡 / 高湯温泉 / 十津川温泉郷 / 南紀勝浦温泉 / 奥塩原温泉 / 下部温泉 / 三朝温泉 / 妙見温泉

石井宏子おすすめの温泉宿

湯元 湧駒荘 / 酸ヶ湯温泉旅館 / 旅館大沼 / 山ふところの宿 みやま / 大黒屋 / 国民宿舎 箱根太陽山荘 / 自在館 / 角屋旅館 / 大丸旅館 / 湯治柳屋

ますます広がりを見せるサウナの可能性

1960年代にフィンランドから伝わったサウナは、日本で独自の進化を遂げている。本企画の監修はフィンランド在住のサウナ文化研究家・こばやしあやな。本場の視点で新時代の都市型サウナ、自然のロケーションを生かし、その土地ならではの文化を感じられるローカルサウナ、そしてプリミティブな蒸し体験まで、おすすめの施設を紹介する。adf-web-magazine-discover-japan-vol.147-4

続々と進化を遂げる東京銭湯15

東京の銭湯は長年地域に根づく老舗に加え、カフェなどを備えたモダンな施設も増えつつある。東京の銭湯を撮影し続ける写真家・今田耕太郎が現代を象徴する銭湯を紹介。時代の変化によって銭湯のかたちが変化しても、根底にあるのは“地域のコミュニティを守りたい”という主人や女将の想い。古きよき人情や心意気が息づく銭湯の魅力を風呂や建築、ペンキ絵、脱衣場など細かくひも解く。adf-web-magazine-discover-japan-vol.147-5

Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)

2008年創刊の雑誌『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』は、”ニッポンの魅力、再発見”をコンセプトに、日本のモノ・コト・場所・人を通して、本物かつ上質な日本文化の魅力を、わかりやすく、丁寧に編集・提案する「日本の入門書」メディア。