近代から現代の美術家による色彩表現を一覧する
「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」がポーラ美術館で2024年12月14日(土)から2025年5月18日(日)まで開催中。本展は近代から現代までの美術家たちが獲得してきた「色彩」とその表現に注目し、色彩論や色を表現する素材との関係にふれながら、色彩の役割についてあらためて考察する試みとなっている。

杉本博司「Opticks」シリーズ
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
全10点を前期・後期に分けて展示。 前期:2024年12月14日(土)~2025年2月26日(水) 後期:2025年2月27日(木)~5月18日(日)
おもな展示風景
プロローグ 光の色 ―杉本博司「Opticks」
第1部 光と色の実験
出品作家
ウジェーヌ・ドラクロワ / クロード・モネ / ジョルジュ・スーラ / ロベール・ドローネー / ワシリー・カンディンスキー / アンリ・マティス / モーリス・ルイス / ヘレン・フランケンサーラ― / ケネス・ノーランド / アド・ラインハート / ダン・フレイヴィン / ドナルド・ジャッド / ゲルハルト・リヒター / ベルナール・フリズ / 白髪一雄 / 田中敦子 / 桑山忠明 / 前田信明
- ケネス・ノーランド、ジョアン・ミッチェル、ゲルハルト・リヒター、 アド・ラインハート
- ※初公開作品 ベルナール・フリズ《Ijo》2020 年(右から 2 番目) Photo: Ken Kato © Bernard Frize / ADAGP, Paris, 2024 Courtesy of the artist and Perrotin
- 前田信明
第2部 色彩の現在
出品作家
草間彌生 / ヴォルフガング・ティルマンス / 丸山直文 / グオリャン・タン / 山口歴 / 流麻二果 / 門田光雅 / 坂本夏子 / 山田航平 / 川人綾 / 伊藤秀人 / 中田真裕 / 小泉智貴 / 山本太郎
- グオリャン・タン ©Guo-Liang Tan, Courtesy of Ota Fine Arts
- ヴォルフガング・ティルマンス《フライシュヴィマー 74》2004 年、 《フライシュヴィマー 112》2007 年、《フライシュヴィマー 205》2012 年(左より) ※初公開作品 © Wolfgang Tillmans, Courtesy Wako Works of Art
- 門田光雅
- 川人綾
- 山本太郎《羽衣バルーン》2014 年 作家蔵
- 小泉智貴(Tomo Koizumi)
- 草間彌生《無限の鏡の間-求道の輝く宇宙の永遠の無限の光》2020 年 作家蔵 ©YAYOI KUSAMA Courtesy of Ota Fine Arts
- 山口歴 © MEGURU YAMAGUCHI
その他新たに収蔵された作品11点も併せて初公開。また、館内では色とりどりの作品群に寄せた本展覧会限定の希少なミュージアムグッズも展開されている。
- カラーズチョコレート
「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」開催概要
会期 | 2024年12月14日(土)~2025年5月18日(日) |
会場 | ポーラ美術館 展示室1,2,3, アトリウムギャラリー |
URL | https://www.polamuseum.or.jp/sp/colors/ |