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歴史研究・路上観察・建築設計から紐解く「自然と調和する建築」

東京ガスコミュニケーションズが運営する西新宿の住まいとインテリアの情報センター リビングデザインセンターOZONEで、建築史家であり建築家の藤森照信によるトークイベントが2025年4月20日に開催される。国内外の建築や都市を研究する建築史家として長年活躍しながら、建築家としても自然との調和を重視した独自の建築を追求する藤森。そのユーモアあふれる作風や、自然素材を活かし土地に馴染む建築の世界観は多くの支持を集めている。

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小泊Fuji(2023年竣工)

また、東京の下町から山の手の住宅地までを歩き、忘れられた建物を発掘する「路上観察」の活動も注目を浴びた。本トークイベントでは、「神長官守矢史料館」「タンポポハウス」「ラコリーナ近江八幡」など藤森が手がけた建築事例を取り上げ、歴史研究・路上観察・建築設計の3つの視点から「自然と調和する建築」について語る。建築設計に携わるプロフェッショナルはもちろん、建築史を学ぶ学生や藤森建築のファンまで幅広い層に向けた内容となっている。

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高過庵(2004年完成)

藤森照信 プロフィール

1946年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、江戸東京博物館館長、東京大学名誉教授。建築史家・建築家。近代建築史・都市史の研究を経て、1991年に「神長官守矢史料館」で建築家としてデビュー。土地固有の自然素材を多用し、自然と人工物が一体となった建築を多数手がける。代表作に「タンポポハウス」「ニラハウス」「高過庵」、近作に「ラコリーナ近江八幡」の「草屋根」「銅屋根」など。著書に『明治の東京計画』(岩波書店、1982)、『建築探偵の冒険 東京篇』(筑摩書房、1986)、『藤森照信 野蛮ギャルド建築』(TOTO出版、1998)、『藤森照信の現代建築考』(鹿島出版会、2023)などがある。

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藤森照信

藤森照信によるトークイベント開催概要

開催2025年4月20日(日)14:00~15:30
会場リビングデザインセンターOZONE 3F パークタワーホール
定員400名
参加無料 / 先着順 
URLhttps://tinyurl.com/2t57rrd3