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イタリアと日本の文化交流を全面的に特集

Mondadori(モンダドーリ)社発行の雑誌『インテルニ(INTERNI)』特別号が2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンを特集している。インテルニは70年以上にわたりデザイン界および建築界を紹介してきた権威ある雑誌。本号はイタリアと日本の文化交流を全面的に特集した特別号「Italy-Japan」で、40ページを割いて2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンを紹介している。

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2025年大阪・関西万博:インテルニ誌が2025年の第1号は
イタリアパビリオンを特集

本号には多くの著名人が寄稿しており、ジャンルイジ・ベネデッティ(Gianluigi Benedetti)駐日イタリア大使の寄稿が巻頭を飾る。イタリアパビリオンのストーリーは大阪・関西万博のイタリアコミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ大使が紹介し、同氏のエッセー「Svelare il Giappone」(「日本を解き明かす」、Giunti、2020年)の抜粋が加えられ、ペーパーバック版が2月に書店で発売の予定。建築家のマリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)がイタリアパビリオンのコンセプトとその建築構造を説明し、イタリアと日本の文化交流に関する重要人物であり、イタリアパビリオンの文化・科学・教育担当責任者であるRossella Menegazzo教授が、イタリアのノウハウを世界的に有名にした職人の知性に関するストーリーを執筆。ジャーナリスト兼ライターであり、万博でイタリアの広報部長を務めるStefania Vitiの寄稿は、イタリアと日本を結びつける哲学的要素としての「食」に焦点を当てている。

また、イタリアパビリオンのアンバサダーについても言及。イタリアとの親密な関係が芸術や企業の道に影響を与え、両国の絆を深めるために協力することに同意した日本人がアンバサダーを務めており、ファッションデザイナーのコシノジュンコ、工業デザイナーの奥山清行、オーケストラ指揮者の西本智実、デザイナーの喜多俊之、彫刻家の新宮晋、ローマのガイウス・ケスティウス・ピラミッドの修復でイタリアに貢献した企業家の八木雄三、そしてジャコモ・プッチーニ没後100周年を記念した最新のルッカ・コミックス&ゲームズ・フェスティバルのポスターをデザインしたイラストレーターの天野喜孝などの顔ぶれとなっている。