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グローバル外食チェーンに向けて海外での成長加速へ

回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司は、2023年5月9日、台湾・高雄市に「くら寿司グローバル旗艦店高雄時代大道」をオープンする。和食を代表する回転寿司の文化を日本のみならず海外にも広めていくため、大手回転寿司チェーン初の“ジャパンカルチャー発信型店舗”として、「くら寿司 グローバル旗艦店 浅草」を2020年1月にオープン。以降、日本を代表する人気の観光スポットに相次いで出店し、現在4つのグローバル旗艦店(浅草・道頓堀・原宿・押上)を展開している。2023年7月には、関西2店舗目となる「くら寿司 グローバル旗艦店なんばパークスサウス」も開店予定。adf-web-magazine-kashiwa-sato-kura-zushi-9

海外においては、2009年にアメリカに初出店し46店舗展開。2014年に初進出した台湾では49店舗を運営している。コロナ禍の危機も乗り越えた今、海外出店をさらに加速させるため、海外では初となるグローバル旗艦店をオープンする。日本のグローバル旗艦店同様、世界的に活躍するクリエイティブディレクターの佐藤可士和がデザインを監修。また、外装を含む建築デザイン全体も担当しており、初めて一棟まるごと佐藤可士和デザインによる店舗であるとともに、ロードサイドのグローバル旗艦店としても世界初出店となる。adf-web-magazine-kashiwa-sato-kura-zushi-10adf-web-magazine-kashiwa-sato-kura-zushi-11

建物正面にはカラフルに発光する200個の“提灯ウォール”を設置。長さ20メートルを超える建物側面には、江戸文字をベースにした相撲の番付表がモチーフの“メニュー番付グラフィック”を施した。内装は白木の柱やテーブルとともに、畳のシートや暖簾を使用した半個室など、日本らしさと和のぬくもりを感じられる空間を現代的に表現したジャパニーズモダンなデザイン。また、射的や千本くじなど、実際に遊んで日本文化を体験いただける“縁日スペース”も併設し、思わず写真や動画を撮って「人に伝えたくなる店舗」となっている。

和を意識した装飾

建物正面にはカラフルに発光する200個の“提灯ウォール”を設置。また、横幅20メートルを超える建物側面には、日本らしさをより感じられるよう、江戸の町人文化の象徴であり、寿司との親和性も高い江戸文字をベースにした相撲の番付表がモチーフの“メニュー番付グラフィック”を施す。店内は、天井の高さが6メートルを超え、開放感があり、高さ3メートルの大きな提灯と、くら寿司の紋章を形取った直径約3メートルの水盤が迎える。また、待合スペースには、歌川広重の巨大な浮世絵が飾られており、日本の江戸時代のような「和」を感じられる空間になっている。adf-web-magazine-kashiwa-sato-kura-zushi-8adf-web-magazine-kashiwa-sato-kura-zushi-14adf-web-magazine-kashiwa-sato-kura-zushi-12

日本文化が体験できる「縁日スペース」の併設

「射的」や「千本くじ」を楽しめる「縁日スペース」を併設。ビッくらポン!のカプセルの中には、景品と共に利用券が封入されているものがあり、そちらと引き換えで利用することができる。「射的」や「千本くじ」の賞品として、くら寿司のロゴが入ったマグカップや、日本を連想させる浮世絵や富士山、だるまのイラストが描かれた収納袋やガラスコップなどを多数用意している。adf-web-magazine-kashiwa-sato-kura-zushi-13

創業より守り続けてきた“おいしさ”と進化する回転寿司の“楽しさ”とともに、記憶に残る新たな食体験を、世界中に提供することで、「グローバル外食チェーン」を目指す。