サステナブルなラインナップに特化した新ショップ「阪急うめだ本店8Fグッチショップ」
グッチはサステナブルなラインナップに特化した新しいショップ「阪急うめだ本店8Fグッチショップ」を大阪・梅田に2023年5月17日オープンする。本ショップは阪急うめだ本店8階のGREEN AGE内に位置し、総面積約80平方メートルのスペースに、ウェア、シューズ、ラゲージ、ウォッチ、ジュエリーをはじめとするメンズとウィメンズ向けセレクションや限定アイテムなど、独自のラインナップを展開する。
阪急うめだ本店8Fグッチショップは持続可能性を高めた素材や製法を採用したアイテムを中心に展開し、グッチが開発した非動物由来かつ再生可能なバイオベース原料による革新的な素材、デメトラを用いたスニーカーや、再生ナイロンECONYL®を使用したアイテム、バイオベースの原料を用いた「グッチダイヴ」ウォッチなどを取り揃える。また、グッチの実験的なオンラインスペースVaultの新プロジェクト「Gucci Continuum」のアイテムを国内では唯一展開。多様なデザイナーやブランド、アーティストが過去のグッチ製品や余剰ファブリックを独自の視点でアップサイクルして新たな生命を与えるこのプロジェクトには、VANSによるスニーカー、Alpha Industries × Slam Jamによるボンバージャケット、EGONLABとPROLETA RE ARTによるウェア、Hodakovaによるハンドバッグなどが登場する。今後はサステナビリティを高めた素材を採用したファインジュエリーなど新しいコレクションの先行販売や限定展開も予定している。
阪急うめだ本店8Fグッチショップのインテリアには独自のデザインを採用。スペース全体の雰囲気を特徴づけるのは、ラグやフィッティングルームに使用されているさまざまなトーンのグリーン。控えめでナチュラルな色調はやわらかなアイボリーのウォールと相まってリラックス感を高めながら、ディスプレイされたアイテムの魅力を生き生きと際立たせる。過去にグッチショップで使用されていたシェルフがアイボリーに塗装されリサイクルされており、グリーン ベルベットのベンチシートとともにヴィンテージ感を演出する。ディスプレイシェルフやラック、フィッティングルームなどショップ内のすべて什器は可動式でリサイクルが可能なものを採用し、アイテムのセレクションに合わせてフレキシブルに対応できる設計となっている。シンプルでありながら環境に配慮してデザインされたこのショップは、世界中のショップでサステナビリティを推進しているグッチの取り組みを体現している。
さらに本ショップ内には、サステナビリティや自然に関連したアート作品を展示。オープニングを飾るのは、国際的に注目を集めるアーティスト四代田辺竹雲斎の作品で、インスタレーションの展示終了後、使用した竹ひごをていねいに解き、新たな作品へと生まれ変わらせている。その作品が描き出す生命の循環と再生の物語は、グッチの循環性へのビジョンと響き合う。四代田辺竹雲斎とのコラボレーションは、グッチがブランド創設100年を迎えた2021年に京都で開催した体験型エキシビション「グッチ バンブーハウス」でのインスタレーション、2022年のグッチ並木1周年を祝したインスタレーションに続く3回目となる。