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建築家隈研吾デザイン監修によるCLTパビリオン愛称が世界公募

岡山県真庭市では、隈研吾の設計により東京・晴海に建設したCLTパビリオン(CLT: 直交集成板。木造の高層建築が可能な部材)を国立公園蒜山に移築し、新たな観光文化発信拠点として生まれ変わらせる「蒜山⇔晴海プロジェクト」を進めている。

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コンクリート建築は一度建てたら壊すしかないが、木造の建物は移築可能。木の持つ持続可能性を表現したこの建築物を真庭市に移築することで、木の国・真庭を世界に発信しようというプロジェクトで、環境省が進めるローカルSDGs「地域循環共生圏」とも連携している。

2021年7月のオープンを目指し、CLTパビリオンを中核として、隈研吾の建築作品等を展示するミュージアム、ビジターセンター、サイクリングターミナル等を建設中で、阪急阪神百貨店と共同で「自然共生」をテーマにしたブランド「GREENable」を立ち上げ、発信していく。

2月22日に、隈研吾建築都市設計事務所の隈研吾、阪急阪神百貨店山口社長、環境省、太田昇真庭市長が記者会見を行う。拠点施設の中核を成すのは、360枚のCLTパネルを組み合わせた「CLTパビリオン」となり、この建築物は木材の持つサステナビリティやコロナ後の人と自然とのかかわり方を象徴するものであることから、愛称については世界公募を行う。公募詳細は、2021年2月22日(月)15時30分に公開するインターネット上にティザーサイトで発表される。

記者会見情報

日時2021年2月22日(月) 15時30分〜17時00分
場所WEBによる配信
申込sangyou@city.maniwa.lg.jpまでメールを送付