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デザインが実現するまでの軌跡をたどる

芝浦工業大学建築学部が2022年から主催している、世界を代表する有名建築家の展覧会の第4回として「藤本壮介展 太宰府天満宮仮殿の軌跡」が2025年9月26日(金)から10月26日(日)まで、芝浦工業大学豊洲キャンパス 有元史郎記念校友会館交流プラザで開催される。藤本が太宰府天満宮仮殿の設計を手がけた軌跡をたどる展示となる。

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太宰府天満宮周辺に広がる豊かな自然や御本殿の1100年以上の歴史と伝統といった重層性をどう受け止め、つり合い、そして未来につながる形とするかを意識しながら設計に着手しました。
伝統的なものを作る事ができる中で、仮殿として僕たちは何をやることができ、何がこの場所に相応しいものかを探り当てるのは難しかったです。スタディを重ね、考えるようになったのは御本殿の大きくて美しい屋根を無視することはできないという感覚です。
この感覚の中で「屋根はあるけど、屋根ではなくなるとはどういうことか」を考えながら設計を進め、最終的に屋根に自然の力を借りることにしました。
緑豊かな環境そのものが太宰府を特別なものにしている。それを見据えれば相応しいものになると考えました。
仮殿は御本殿の手前に位置しており、多くの人が直感的に面白いと思ってくれるわかりやすさと現代建築がいかに伝統建築と共存できるかが大きなチャレンジでした。
80を越えるスタディ模型や240枚超のパース、図面や写真を通じてデザインが実現するまでの軌跡を辿っていただき、チャレンジの過程を体験いただけたらと思います。

藤本壮介

藤本 壮介

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1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーに就任。2021年には飛騨市のCo-Innovation University(仮称)キャンパスの設計者に選定される。主な作品に、ブダペストのHouse of Music(2021年)、マルホンまきあーとテラス石巻市複合文化施設(2021年)、白井屋ホテル(2020年)、L’Arbre Blanc(2019年)、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン 2013(2013年)、House NA(2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010年)、House N(2008年)等がある。

「藤本壮介展 太宰府天満宮仮殿の軌跡」開催概要

会期2025年9月26日(金)~10月26日(日)
時間10:00~17:00(最終入場16:30)
会場芝浦工業大学豊洲キャンパス 有元史郎記念校友会館交流プラザ
URLhttps://tinyurl.com/53hnv5jv