カスタマイズ可能な3種類のテンプレート住宅の受注開始
VUILDはデジタル家づくりプラットフォーム「NESTING」の受注を開始した。NESTINGはLDKに縛られない自由な注文住宅を規格住宅並みの手軽さで実現することのできる家づくりサービスで、カスタマイズ可能な3種類のテンプレートをリリースし今回受注を開始することとなった。
一人ひとりが思い描く快適でこだわりの詰まった住まいを、デジタルテクノロジーを用いて設計から竣工まで一貫して、素早く簡単に作り出す体験を提供する。
ローンチの背景
多くの人にとって家は人生最大の買い物であるにも関わらず、家の選択肢はとても限定的である。何かを諦めなければならない規格住宅か、こだわれるが時間とお金がかかってしまう注文住宅くらいしか選択肢はない。さらにはどんな土地に住むか、どのくらいの広さでどんな間取りが良いかなど、考えることは山積み。そんな「家」に関連するあらゆる「煩わしさ」から多くの人を解放したい。社会の変化に伴って多様化する「自分らしい暮らし」を目一杯楽しめるような住まいをつくり、自分だけのライフスタイルを支える拠点(=巣)になりたい。NESTINGはそんな想いから生まれ、今回のローンチに至った。
NESTING 4つの特徴
NESTINGの特徴は大きく4つ。これらすべてを一気通貫で行うことで自然にも、そして思い描く側にもやさしく居心地の良い家づくりが実現できる。
1.Design
日本の民家の思想を受け継いだ3種類のテンプレートを提供。いずれも風土に根差した開放感のある設計で、居心地の良い空間を実現する。
2.Ecology
地域の木材を地域で加工することで建設時のCO2排出量を極限まで抑える。また住宅の気密性や断熱性を高め、快適な暮らしと環境負荷の軽減を両立させる。
3.Customize
柱のない開放的な大空間を徹底的に作り込むことができる。またLDKにとらわれずライフスタイルの変化に合わせて間取りを自由に変更でき、大空間に戻すこともできる。
4.Tecnology
デジタル設計とデジタル製造による一貫したデジタル化によって、これまで時間とお金がかかった注文住宅を規格住宅を買うようなスピード感で実現できる。
NESTINGの3つのテンプレート
NESTINGではサイズの異なる3つの住宅テンプレートが用意され、柱のない開放的な空間がベースとなった3種類のテンプレートをアプリ上で自由に編集しながら見積を確認することができる。ライフスタイルの変化に合わせて間取りを自由に変更できるLDKにとらわれない家づくりが可能となる。
S model
ホテルの一室のようなコンパクトなロフト付きキャビン。息抜きができる自分だけの週末住宅として使ったり、仲間と共同で使うシェア住宅としても。水回りをサウナにカスタマイズしたり、最小空間を自由に作り込めるエントリーモデル。
M model
大空間を自由にカスタマイズできる離れつき平屋住宅。友人と囲む食卓や作業に没頭するアトリエ、のびのびと足を伸ばせるウッドデッキも。暮らすと働くが一体になった平屋モデル。
L model
大きな吹き抜けに解放感を感じられる2階建て住宅。家族で暮らすのはもちろん音楽会を開いたり、仲間と集ったりと間取りに縛られず暮らせる、開放感のある2階建ての大空間モデル。
VUILDについて
NESTINGの運営会社であるVUILDは2017年に創業して以来、森林資源が豊富な日本各地に、木材の3D加工機「ShopBot」の導入を行ってきた。今では100を超える場所にShopBotが導入され、データさえあればどの地域でも木材をデジタル加工できる環境が整っている。このような自律分散型の生産ネットワークを活用し、地域の木材を地域で活用することを推進していく。また通常の家づくりではいい土地が見つからずつまずくことも多いが、NESTINGではこれまで培った全国的なネットワークの強みを活かし、秘密の土地情報を提供することができる。NESTINGは土地探しから設計まで、こだわりを妥協することのない自分だけの家づくりを支えるプラットフォームを提供している。