Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

26年越しの夢は実現なるか

スウェーデンの赤いコテージ「The Moonhouse」が6月6日(金)(日本時間)に月面着陸を予定している。成功すれば、月面に着陸する最初の家となる。1999年にスウェーデンのアーティスト、Mikael Genbergが「科学的な前哨基地でも、政治的なシンボルとしてでもなく、人間性、想像力、そして故郷を静かに思い起こさせるものとして」月面にシンプルな赤い家を置くことを考案。以来、このアイデアはエンジニア、夢想家、支援者の手を経て、Genbergとともに数十年、大陸、そして現在では深宇宙へと受け継がれてきた。

adf-web-magazine-the-moon-house-1

The Moonhouse and the Pale Blue Dot. Illustration from photo, Astronautcenter Cologne.

宇宙スタートアップ企業のispaceは、月面探査プログラム「HAKUTO-R」のMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(ミッション2)として、「RESILIENCE(レジリエンス)」ランダー(月着陸船)の打ち上げに2025年1月に成功した。現在も順調に航行を続け、最短6月6日(金)午前4時17分(日本時間)に月に到着する予定。レジリエンスには正面に「The Moonhouse」が取り付けられた月探査機「TENACIOUS(テネシアス)」が搭載されており、レジリエンスが着陸後、理想的な設置場所を探して月面走行を展開する。探査機は40万km離れた場所からパイロットにより遠隔操作で行われるが、繊細な操縦となる。そうしてこの家が月面にぽつんと建って初めて、The Moonhouseは完全に実現する。

adf-web-magazine-the-moon-house-2

The Moonhouse and TENACIOUS, Astronautcenter Cologne.

着陸の様子は当日、ispace着陸専用YouTubeチャンネルから観ることができる。