ベルリンのバッグブランドUcon Acrobaticsの世界共通イベントを銀座ロフトにて開催。アップサイクルなコレクションにデザイナー 安田昂弘が参加
ドイツのエシカルなバッグブランドUcon Acrobatics(ユーコンアクロバティックス)の20周年を記念した世界共通イベントの「Motif 2.0(モチーフ2.0)」が、銀座ロフトにて2021年11月8日(月)から12月10日(金)まで開催される。東京の他に、パリ、ニューヨーク、ベルリン、ロンドンなど世界の20都市にて開催される。
本イベントは、世界20ヶ国から各国1名選出されたアーティストとユーコンアクロバティックスとのコラボレーション デザイン プロジェクト。1イベント、1デザイン、1ピースのみの、アートピースとしての展示販売を行う。
日本からは、ファミリーマート「Convenience Wear(コンビニエンスウェア)」のブランディングや、ラフォーレ原宿「LAFORET GRAND BAZAR 2021」のアートディレクション、JT「Ploom S 2.0 “NUANCE OF LIFE”」のカラーディレクションなどを手掛けている、デザイナー安田 昂弘がバッグのグラフィックデザインを担当した。
Kito Backpack(キトバックパック)
環境に配慮したリサイクルPET繊維から作られた生地を使用したバックパック。頑丈な糸を使い、隙間なく織られた生地にTPE(熱可塑性エラストマー)のコーティングを施しているため、防水性と耐久性を兼ね備えている。また、バッグの開口部付近にマグネットが搭載してあるため、きれいに折りたたんで閉じることができる。ボトルバンド、パソコン、スマートフォンやイヤフォンなどのアクセサリーを収納できるコンパートメントも充実している。2021年にドイツの国際的なプロダクトデザイン賞である「レッド・ドット・デザイン賞」も受賞。
世界中が同時に大変な事態を経験した近年、思ったように人にも物にも触れることすら憚れる中で、それは今まで気が付かなかった想いや感覚、ただ生活するだけでも強い想像力が試された時間だったように思います。実体のあるものがどんどん消えていき、何も存在しないところに空気や形を感じる。そんな自分自身が感じた昨今の出来事からのイメージを、移り変わっていくモアレの表現でデザインしました。
―デザイナー安田 昂弘
安田 昂弘(やすだ たかひろ) プロフィール
安田 昂弘は、1985年生まれ、名古屋市出身のアートディレクター/グラフィックデザイナー。多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、2010年に株式会社ドラフトに入社。2015年同社より独立し、クリエイティブアソシエーション「CEKAI」に所属。アートディレクション、グラフィックデザインだけでなく、デジタル領域のデザインやプロダクト、映像、空間など幅広い分野でクリエイションをしている。国内外でのグラフィック作品の展示も積極的に行い、人間のフィジカル的な視点とグラフィックのあり方を考察し多角的な活動を展開している。
「Motif 2.0(モチーフ2.0)」開催概要
会期 | 2021年11月8日(月)~12月10日(金) |
会場 | 銀座ロフト 3F ファッション雑貨売場 |
ウェブサイト | https://www.loft.co.jp/ginzaloft/ |