賞金総額は300万円!「第1回世界ペーパーアーキテクト大賞」が、紙でできた「いのちが輝く建築物」の募集を開始
建築建材のデジタルプロモーションを手掛けるOOKABE Creationsとウララコミュニケーションズは、世界中の学生を対象にした「第1回世界ペーパーアーキテクト大賞」を開催する。「いのちが輝く建築物」をテーマに、紙素材で作った作品を募る。応募期間は、2021年11月1日から2022年4月30日までとなっており、建築家や万博プロデューサーによる審査を経てグランプリをはじめとした各賞を決定する。
本イベントの狙いは、一人でも多くの人に建築の世界を好きになってもらい、未来を創る人材を育てていくこと。イベントを通して、自らの手で家や建築物を作ること、そしてものづくりの楽しさを感じてもらうことを目指している。対象は、小学生・中学生・高校生・高専生・大学生・大学院生・専門学校生で、日本だけでなく世界中から応募可能となっている。
OOKABE Creationsの本拠地福井県では、日本における和紙産地として越前和紙を1500年も前から作り続けている。我々の身の回りに数多く存在する紙素材は、使用後に破棄されることが多々ある。捨てられる運命の紙に再度価値を吹き込む。紙の街で紙のコンテストを開催することで、紙への認知度を高めてほしいほか、リユース・リデュース・リサイクルの精神も含むSDGsの考えも込めている。
今回審査委員長を務めるのは、建築家の小堀哲夫。2017年度には、建築家に与えられる二大建築賞、AIJ(日本建築学会)の日本建築学会賞、JIA(日本建築家協会)の日本建築大賞 (JIA grand prix) をダブル受賞した経歴を持つ。また、審査委員には大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー・中島さち子、「和紙ソムリエ」でもある、杉原商店 代表取締役社長・杉原吉直が決定している。
募集要項
応募期間:2021年11月1日~2022年4月30日
テーマ:「いのちが輝く建築物」
- A4サイズ(297㎜×210㎜)の上に高さ30cmまでの建築物・住宅を制作すること
- 人が建築物内で活動することを前提に制作すること
- 使用できる素材は紙のみ ※紙粘土も使用可能
- 建築物の一部(装飾含む)に越前和紙を使用すること
エントリー代:日本国内1000円、国外20米ドル
※エントリーと同時に越前和紙アソート1000円分を送付する
対象:世界中の小学生、中学生、高校生、高専生、大学生、大学院生、専門学校生
賞金:
- グランプリ100万円(1点)
- 各部門優秀賞30万円(小・中学生部門1点)
- 40万円(高校生・高専生部門1点)
- 50万円(大学・大学院・専門学校生部門1点)
- 佳作5万円(6点)
- 審査委員特別賞10万円(3点)
- ポピュラー賞20万円(サイトでの「いいね」の数、1点。複数で同点の場合は分割)