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写真の時間

東京都写真美術館は収蔵作品を紹介する展覧会「TOPコレクション」を2019年11月4日まで開催中。今年のテーマは「イメージを読む」。作品という視覚的なイメージとその読み解き方を考える。本展は35,000点を超える東京都写真美術館コレクションから選び抜かれた個々の作品や、複数点からなるシリーズ作品が語りかけてくる物語に着目する。作品の背後にある意味やイメージを結びつける関連性を浮き上がらせ、さらに写真というメディア自体が内包している普遍的な物語に目を向けることで、「イメージを読む」という豊かな鑑賞体験へと観客を誘う。

YonedaTomoko-topcollection

「写真の時間」展では、写真が持つ時間性と、それによって呼び起こされる物語的要素に焦点を当て作品を紹介する。写真とは、一瞬の時間を切り取ったものと捉えられるかも知れない。しかしながら、われわれがある写真を目にする際、そのイメージは記憶の奥深くにまで働きかけ、現在だけではなく、過去や未来、はたまた音や匂いといった視覚以外の感覚をも喚起することもある。このように私たちは写真に時間の流れや物語を感じとる。 本展は、写真と時間およびそこに横たわる物語との関係性を「制作の時間」、「イメージの時間」、「鑑賞の時間」という3つのキーワードから探る。

出品作家

伊藤義彦、川内倫子、佐藤時啓、杉本博司、田口和奈、土田ヒロミ、奈良原一高、畠山直哉、濱谷 浩、緑川洋一、森山大道、米田知子、ウジェーヌ・アジェ、ロバート・キャパ、ハリー・キャラハン、ウィリアム・クライン、シンディ・シャーマン、W.ユージン・スミス、シャルル・マルヴィル、ジョナス・メカス、エドワード・ルシェをはじめ、約30名

イベント概要

開催期間:2019年8月10日(土)~11月4日(月・振休)
場所:

東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)
料金:一般 500(400)円/学生 400(320)円/中高生・65歳以上 250(200)円