Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

細密画、ギョーシェ装飾、グラン・フー・エナメルの技巧でマニュファクチュールのメティエ・ラール™工房の職人技を披露

創世期からアジアのモチーフを採用し、東洋の装飾工芸を特別なタイムピースの装飾に取り入れてきたジャガー・ルクルトが、このたび、日本で最も有名な19世紀の浮世絵師・葛飾北斎の作品、諸国瀧巡り『木曽海道小野ノ瀑布』および『和州吉野義経馬洗滝』を複製したエナメル細密画が装飾された2つの新しい「レベルソ・トリビュート」のタイムピースを発表した。

adf-web-magazine-jaeger-lecoultre-hokusai-1

adf-web-magazine-jaeger-lecoultre-hokusai-6

新しい「レベルソ・トリビュート・エナメル」モデル用に複製された2つの作品は、北斎が1831年から1833年にかけて日本の本州の各地を訪れて名瀑を描いた8枚揃いのシリーズ木版画『諸国瀧廻り』の中の2枚。ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール™工房の熟練した職人たちは、これまでにも、2021年に『下野黒髪山きりふりの滝』、2022年に『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』を描いた「レベルソ・トリビュート」モデルによってこれらの作品を讃えている。2023年に制作された2つの新しいアイテムは、日本の巨匠である葛飾北斎へのオマージュを継続して示しながらも、ジャガー・ルクルトの精神に内在する自然への深い愛をも反映する主題を選択している。

偉大なる日本の巨匠、葛飾北斎が魅了された自然界

構図と色使いが革新的な葛飾北斎(1760年頃~1849年)は、非常に多作なイラストレーター、版画家、浮世絵師であり、彼が生きていた時代には木版画は浮世絵を再現する手段として隆盛を極めた。北斎の名声の結果として、浮世絵と木版画は、西洋における日本美術の認識を形成する上で中心的な役割を果たした。彼の記念碑的シリーズ『富嶽三十六景』には、世界で最も有名な芸術作品の一つである『神奈川沖浪裏』が含まれており、ジャガー・ルクルトはこの作品を2018年に限定エディションのレベルソで再現。『諸国瀧廻り』は、浮世絵において初めて滝をテーマとして取り上げたものであった。非常に表現力豊かな各作品は、圧倒的に滝が大きく描かれ、それを見ている人間は小さく表現されている。

adf-web-magazine-jaeger-lecoultre-hokusai-3

滝の美しさと力強さを捉える

『木曽海道小野ノ瀑布』は、歴史的な首都である京都と徳川将軍の本拠地である江戸(現在の東京)を結ぶ古道にある、長野県の名所を描いている。滝に隣接する岩が目立つ崖には小さな神社があり、その下の橋の上には旅人たちが滝の水の勢いに恐れ慄くようにして立っている。この絵の構図は、そびえ立つ2つの崖の間に水が真っすぐ垂直に落ち込んでいることによって、その力強さがさらに増幅されている。日本人は伝統的に、圧倒的な物理現象は神または神道の神の存在を示すものであると信じており、北斎は彼のアニミズム的信念を反映して、生命の力強さを表現するようにこの場面を描いたといわれている。

『和州吉野義経馬洗滝』は、有名な日本の物語である将軍・源義経(1159~1189年)のエピソードを描いている。後白河天皇と通じたことで自分を裏切り者とみなした兄から逃げていた義経は、吉野(現在の奈良県)の山中で休憩し、愛馬を洗ったとされている。このパワフルでグラフィカルな構図では、滝の力強い曲線が、木々が生い茂る深い谷を流れる水の勢いを増幅させ、指を広げて地球を抱く巨大な手をイメージさせるこの作品は、自然、人間、動物の関係性を見事に表現している。

adf-web-magazine-jaeger-lecoultre-hokusai-2

細密画における芸術性と正確さ

レベルソのケースバックに描かれた細密画には、仕上げにジュネーブ技法が使用されているが、この下には800°Cで焼成されたエナメルが少なくとも14層重ねられており、これには合計80時間におよぶ入念な作業を必要とする。北斎のオリジナルの色使い(グラデーションを描くボカシ効果を含む)をまったく異なる手段で再現するという技術的偉業に加え、エナメル職人にはオリジナルの約10分の1のサイズで、あらゆるディテールを寸分の狂いもなく正確に再現するという課題も課された。最も注目に値するのは、フレームの上部にあるカルトゥーシュで、オリジナルのキャプションが非常に小さなサイズで手書きされており、見事なまでに正確に再現され完全に読み取ることができる。エナメル職人は、この技術的偉業を習得するだけでなく、それぞれの作品に感情と魂を吹き込むように、北斎のオリジナルの意図とタッチを表現することが求められた。

adf-web-magazine-jaeger-lecoultre-hokusai-4

すべての「レベルソ・トリビュート」タイムピースの特徴である、ファセット加工のアプライド アワーマーカー、ドーフィン針、レールウェイミニッツトラックを備えた時計の表ダイヤルのシンプルさと控えめなスタイルは、細密画の複雑さとのコントラストを生み出している。ただし、この見た目のシンプルさは、その創作の背後にある極めて複雑なクラフトマンシップに裏付けされたもの。両ダイヤルの背景には手作業でギョーシェ装飾が施されている。『木曽海道小野ノ瀑布』のパターンは古典的なバーリーコーン模様で、3~4 時間の入念で正確な作業を必要としている。『和州吉野義経馬洗滝』では、職人は800本以上の線から成るひし形パターンを装飾。この線を1本彫るためには旋盤を5回加工する必要があり(合計で4,000回)、ギョーシェ彫りだけで8時間の作業を要する。ギョーシェ彫りが完成したら、半透明グリーンのエナメルを4~5層塗布し、各層を別々に焼成して乾燥。これには、1週間で合計8時間の追加作業が必要になるという。

adf-web-magazine-jaeger-lecoultre-hokusai-5

レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎 諸国瀧巡り『木曽海道小野ノ瀑布』仕様

ケースホワイトゴールド
サイズ45.6 x 27.4mm、厚さ 9.73mm
キャリバー45.6 x 27.4mm、厚さ 9.73mm
機能時、分
パワーリザーブ42時間
表ダイヤルバーリーコーン模様のギョーシェ彫り、グラン・フー・エナメル
ケースバッククローズド – 細密画グラン・フー・エナメル
ストラップブラックアリゲーター
リファレンスQ39334T5
限定モデル10本

レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎 諸国瀧巡り『和州吉野義経馬洗滝』仕様

ケースホワイトゴールド
サイズ45.6 x 27.4mm、厚さ 9.73mm
キャリバー手巻キャリバー822
機能時、分
パワーリザーブ42時間
表ダイヤルひし形パターンのギョーシェ彫り、グラン・フー・エナメル
ケースバッククローズド – 細密画グラン・フー・エナメル
ストラップブラックアリゲーター
リファレンスQ39334T4
限定モデル10本

pwa