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環境問題へ意識を向けるきっかけに

現代美術作家 藤元明作品「Babel of the Ocean #Nature takes in」が、2023年11月1日(水)から12月25日(月)まで東京エディション虎ノ門31階ホテルロビーで展示される。開業以来、客室アメニティのプラスチックフリーをはじめ、エディションホテルのサステナビリティ・ポリシーを継承した取り組みを行う東京エディション虎ノ門。エネルギーを根幹のテーマとして環境や社会における現象をモチーフにした創作活動を行う藤元の活動に共感し、今回のコラボレーションを実現させた。

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ごみは社会のシステムから外れ海へと溢れ出し国境を越え海岸へと漂着する。藤元は日本各地の海岸で海ごみを採集し、熱で溶かしながらプレスした海洋プラスチックを素材に絵画作品として提案する一方で、延々と漂着し続ける同素材を建材として「海のバベル」を世界への問いのシンボルとして立ち上げる。展示では、藤元が海岸で見る漂着ゴミが自生する植物に取り込まれ、生態系の一部になっていく様子にインスピレーションを得て、Lobby Barの植栽と融合した「Babel of the Ocean #Nature takes in」を提案する。

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漂着ゴミが自生する植物に取り込まれ生態系の一部になっていく様子

藤元明 / Akira Fujimoto

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1975年東京生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業、同大学院修了。コミュニケーションリサーチセンター FABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て、アーティストとして国内外で活動。エネルギーを根幹のテーマとし、環境や社会における現象をモチーフにアートプロジェクト、インスタレーション、映像、絵画作品を展開。海ごみのプラスチックを溶かし作品化する「Last Hope」「海のバベル」シリーズ、映像作品「FOUNTAIN」シリーズなど。主なアートプロジェクトに「2021」、「NEW RECYCLE®」、原爆や戦争、災害など社会的喪失の記憶をテーマとした国際プロジェクト「FUTURE MEMORY」など。2015年より都市の隙間を活用する「ソノ アイダ」を主催している。

「Babel of the Ocean #Nature takes in」開催概要

展示期間2023年11月1日(水)~2023年12月25日(月)
会場東京エディション虎ノ門31階 Lobby Bar
URLhttps://lobbybar.toranomonedition.com/