イタリアファニチャーブランド「De Castelli」期間限定販売
ベネチア建築ビエンナーレやミラノサローネで話題となった「De Castelli(デカステッリ)」は、創業100年を超えるイタリアのメタルファーニチャーブランド。その圧倒的な存在感は、海外において多くの人々を魅了し続けてきた。この度、アイチ金属がDe Castelliの日本国内独占販売権を取得。2021年2月1日より日本橋三越本店を皮切りに2月20日より伊勢丹新宿店にて期間限定のイベントを開催する。日本の住宅に合うサイズから、さらに存在感のあるものまで、豊富なラインナップを取り揃え、日本では初となる大規模な販売イベントとなる。
商品シリーズ紹介(一例)
YOROI ヨロイ
ヨロイは、武士の鎧にインスパイアされ生まれた製品。天然オーク材のフレームをDe Castelli特製の金属で覆った表面のパーツがデザインの核になっており、大きな引き出しと小さな2点の引き出し、そして、左右の湾曲ドアで構成されている。ミニマリズムを追求しつつも、アールデコ特有のインパクトを与えるデザイン。
CELATO セラート
セラートとは“隠された記憶”を意味する。その堅牢な外観から、現代版の巨石碑のような存在感を醸し出し、「聖なる巨石の下に財宝が眠る」という伝承のごとく、内部には秘密のスペースが隠されている。複数のモザイク状のパーツから構成され、それぞれのピースに美しさ、機能、そして、個性があり、同じピースは一つとして存在しない。アヴァンギャルドなデザインでありながら、伝統とモダンが融合した独特の雰囲気を醸し出している。
MAREA マレア
マレアは、イタリア語で“潮の流れ”を意味する。職人の手の温もりが残る金属の表面が、酸化を経て、時の流れの形跡が重なり合うように、水墨画を彷彿とさせる繊細で芸術的な存在感を創出。チェスト、サイドボード、キャビネットで構成されるコレクションの各製品には、全て職人の手作業による仕上げが施され、優美な水彩模様が金属の表面に現れ、世界でたった一つの作品に仕上がっている。
PANDORA パンドラ52
伝統的な花瓶の形を模した引き出しユニットパンドラは、ミステリアスで強烈なインパクトを持つ現代版の宝箱。製品によって、1つの引き出しから6つの引き出しを持ち、好みに応じて収納タンス、収納テーブル、またはベッドサイドテーブルとして活用できる汎用性がある。
De Castelliについて
19世紀末、イタリア北部のトレヴィーゾで、イタリアの農機具を製造する鍛治メーカーとして創業。4代目のアルビノ・セラートがCEOに就任すると、金属の知識を豊富に持つ熟練の職人達の協力を経て、優美な金属製家具の製造という、未知の領域に進出。同時に、家具だけではなく、オーダーを受けてから素材やオブジェの開発にも挑戦。エイジング加工された金属仕上げのノウハウは、様々な建築家や著名ブランドから高く評価され、数多のブランドショップにも採用されている。
日本にきたストーリー
2020年6月、名古屋で金属加工業を営むアイチ金属が日本総代理店として、日本でのデカステッリ販売を開始。代表である山田が、イタリアのミラノサローネでデカステッリに出会い衝撃を受けたことが始まりとなった。アイチ金属もほぼ同様の技術を持っており、その技術を目当てに多くの建築家などから高い評価を得てきたという経緯があった。ミラノにショールームを有している、れっきとしたハイエンドブランドであるデカステッリが、日本での展開を商社ではなくアイチ金属にまかせる決断をした理由には、2社の思考の近さによるところが大きい。
De Castelli販売イベント概要
日本橋三越本店 | 期間:2021年2月1日(月)〜2月12日(金) |
伊勢丹新宿店 | 期間:2021年2月20日(土)〜3月02日(火) |