プロダクトデザインアワード「コクヨ デザインアワード 2023」がエントリー受付中
コクヨが主催する「コクヨ デザインアワード」は、この先求められるプロダクトの提案を集め、カタチにするプロダクトデザインの国際コンペティションである。今年の「コクヨ デザインアワード 2023」ではテーマ「embrace」のもと、2022年7月29日から10月11日までエントリーを受付けている。
「コクヨ デザインアワード」は、働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる身近な道具について深く考えるプロセスを通じて、デザインの可能性、プロダクトが持つ力を目に見えるカタチにするプロダクトアワードである。昨年は、世界58カ国から1,031点の作品が集まり、2002年のアワード創設以来、進化を続けている。受賞作品の商品化にも取り組んでおり、これまでに、「カドケシ」「なまえのないえのぐ」 「本当の定規」など20点の受賞作品が商品化されている。
応募要項
テーマ
「embrace」
別々だから、共鳴できる。真逆だから、近づける。カオスだから、美しくなる。でこぼこだから、一つになれる。離れるから、拡張する。ぶつかるから、新しくなる。ばらばらな人々を、暮らしを、時代を、地球を、embrace するデザインってなんだろう。違いは始まり、違いは進歩、違いは未来?
募集対象
企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は問わないが、以下のすべての要件を満たすこと。
- 「最終審査」(2023年3月18日予定)にてプレゼンテーションできる方。※「最終審査」のプレゼンテーションは、対面もしくはオンラインどちらかでの参加が可能。対面の場合、交通・渡航費、宿泊費の実費は、所定の基準に基づき主催者で負担する。(グループの場合は最大2名まで負担)
- 応募規約に同意できる方
応募点数
制限なし ※ただし国内外未発表の作品に限る
賞と賞金
- グランプリ(1点):2,000,000円
- 優秀賞(3点):500,000円
- コクヨ賞(最大20点):30,000円
ヨコク賞は、コクヨデザインアワード20周年を記念する特別賞として、全応募作品の中から学生の応募者を対象として、将来の活躍への期待を込めて選定する賞。コクヨのパーパスである「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」にちなみ、提出されたプレゼンテーションシートから、「ワクワクする未来を予感させる」提案として優れたものを最大20点を選定する(模型審査なし)。
審査員
- 川村 真司(Whatever /チーフクリエイティブオフィサー)
- 田根 剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects代表 /建築家)
- 田村 奈穂(デザイナー)
- 柳原 照弘(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO /デザイナー)
- 吉泉 聡(TAKT PROJECT 代表 / デザイナー)
- 黒田 英邦(コクヨ代表取締役社長)
審査の重点ポイント
- 社会の課題に対する解決の提案が含まれること
- 人を前向きにする要素が含まれていること
- アイデアのユニークさ
- プロダクトデザインの実現性
- 商品化の可能性
コクヨによる商品化検討について
受賞作品について商品化を検討する場合は、対象受賞作品の受賞者に商品化検討会(仮称)への参画をお願いする場合がある。詳細は個別にて連絡。商品化に際して適宜その受賞作品の一部を改変して使用する場合あり。