創刊から50号・全国の 「一番得意な印刷加工」を徹底掲載
グラフィック社が『デザインのひきだし50』を2023年10月に発売する。自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』が、創刊から50号を迎える。記念すべき50号では全国の会社の 「一番得意な印刷加工」を徹底掲載。
特集は「現代日本の印刷加工大全」。「あなたの会社の一番得意な印刷加工を教えてください!」という問いに応えてくれた、日本全国の印刷加工会社100社がつくった実物サンプル176種類をすべて収録。活版印刷から箔押し、シール印刷、多色スクリーン印刷、偏光パール印刷、擬似エンボス、銅版印刷、コールドフォイル、リソグラフト……などなど、多種多様な印刷加工がすべて見られる仕様。デザイナー・大島依提亜の偏愛文字デザイン、『デザインのひきだし』創刊から現在までのギリギリの製作状況振り返りなど、連載や特別記事も充実している。
『デザインのひきだし』編集長の津田淳子より、創刊50号にあたってのご挨拶
世界中どこを探しても無い、印刷加工見本帳の決定版
印刷や紙加工からさらに発想を広げ、紙を糸で縫う「刺繍」という表現手法を使った今号の表紙についても紹介。
加工についての解説や問い合わせ先の掲載はもちろん、すべての実物サンプルがついている。実際に見て、触って印刷加工が実感でき、仕事に活かせる。
160枚の実物サンプルを綴じ込んだ別冊サンプルBOOK(中)、製本物など別冊に綴じ込めない16種類を入れたサンプルBOX(左)の特大付録付きの今号。本誌(右)と合わせた厚さは百科事典並の10cm。重さは約3kg。
読み応えある連載や特別記事
人気連載「大島依提亜の偏愛文字デザイン」は、金属活字の清刷りを使ったデザイン
グラフィックデザイナー・大島依提亜がつくる映画ロゴの不思議な魅力に迫る本連載。今回は、金属製の活字を組み上げ、インキをつけたのち、紙に転写する活版印刷の文字を使ったデザインを紹介。
特別記事では『デザインのひきだし』50号分の特集内容&ギリギリの製作状況を振り返る
2007年初めに創刊号を刊行し16年。50号に到達した記念に、創刊から49号分までの各表紙とともにそれぞれの号の内容はどんなものだったのかを振り返ります。手に汗握る毎回ギリギリの製作状況なども掲載。
目次
『デザインのひきだし50』書籍情報
編集 | デザインのひきだし編集部 |
発売日 | 2023年10月 |
仕様 | B5 並製 総160頁(本体)/本体、別冊・箱入りの付録を含め、厚さ10cm、重さ2.91kg |
定価 | 3,520円(10%税込) |
ISBN | 978-4-7661-3513-8 |