書籍『妄想と具現 未来事業を導くオープンイノベーション術DUAL-CAST』が発売
越境型クリエイティブ集団「Konel(コネル)」と、テクノロジーがもたらす未来を発信するイノベーションメディア「知財図鑑」は、両社の知見を結集した書籍『妄想と具現 未来事業を導くオープンイノベーション術DUAL-CAST』を日経BPより刊行。2023年1月14日(土)よりAmazonにてオンライン販売開始、順次全国の書店にて販売開始される。
新規事業開発者、研究開発者、知財関係者、クリエイター、それぞれの視点から未来事業への関わり方を体感できる一冊
本書は、事業開発者×研究者×クリエイターの共創を促進し、オープンイノベーションで新規事業を生み出すための手法を、新体系「DUAL-CAST(デュアルキャスト)」としてまとめた一冊。多くの日本企業が抱える課題に向き合い、未来体験のオープンイノベーションに多数参画してきたKonelと知財図鑑。この両社を率いる代表・出村光世が、これまでの共創の成功事例からエッセンスを抽出し、企画・発信・実装まで一連のアプローチを誰もが自社で取り組める実践法としてまとめ、書籍化に至った。
DUAL-CASTとは
DUAL-CASTとは、テクノロジーのトレンドから飛躍的な事業アイデアを妄想する「フォーキャスト型アプローチ」と、プロトタイピングによって事業アイデアを具現化する「バックキャスト型アプローチ」の両面から成り立つ、未来事業の発想・実行プロセスを体系化したオープンイノベーション術である。本書では、自社のバイアスを打破し、アイデアを妄想し、プロトタイピングによって未来事業を具現化するためのオープンイノベーションの手法を解説している。
全26の未来事業の「妄想」を公開
本書では、企業の研究開発の成果である“知財”からクリエイターが妄想した飛躍的な未来の体験を、イラストによって可視化した26個の「妄想プロジェクト」として紹介している。技術が本来持つ特徴や機能を分解して、バイアスを外して柔軟に発想するクリエイターの思考プロセスを、実際の企業の知財を発想のベースにしながら追体験することができる。
序章から第2章までの全文をnoteにて無料公開
本書の冒頭からCHAPTER2までを、著者・出村光世のnoteにて無料公開している。ここでは、Konel・知財図鑑の取り組みや、書籍の執筆に至った背景、オープンイノベーション術「DUAL-CAST」の概要について読むことができる。
妄想ワークショップのためのMiroフォーマットを無料公開
本書では、企業が保有する技術から大量のアイデアを発想するために4つの思考法を用いた「妄想ワークショップ」について紹介。妄想ワークショップは同時に共同編集ができるオンラインホワイトボードツール「Miro」を使って実施することを推奨しており、本書では知財図鑑が独自に作成したワークショップ用のMiroテンプレートを無料公開している。実際に自社でワークショップを試すために操作可能なMiroテンプレートが必要な場合は、知財図鑑コンタクトフォームに問い合わせれば配布してもらえる。
未来事業を考えるTwitterコミュニティを発足
書籍の発売にあたり、未来事業に関して、参加者同士が自由に疑問や要望を話し合うコミュニティ(知財図鑑Twitterアカウント @chizaizukan)を設立。参加者同士の疑問やお知らせを自由に投稿することができるオープンコミュニティとなっている。また2023年1月12日(木)19:00からは、『妄想と具現』発売を記念し、著者らによる裏話トークのTwitterスペースを開催する。
丸善ジュンク堂主催「妄想と具現」オンラインセミナーを開催
本書の発売を記念し、著者・出村光世によるオンラインセミナーを丸善ジュンク堂書店を主催として2023年2月9日(火)19:00から20:30に開催。ゲストにNEC/日本電気リードビジネスデザイナーの小出俊夫を招き、「DUAL-CAST」によるオープンイノベーションと新規事業開発の裏舞台に迫る。
『妄想と具現 未来事業を導くオープンイノベーション術DUAL-CAST』書籍情報
著者 | 出村光世 |
出版社 | 日経BP |
発売日 | 2023年1月14日 |
本体定価 | 2970円 |
ISBN | 978-4296201556 |
販売サイト | https://amzn.to/3Xwfm0t |