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「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」が日本橋高島屋で開催

日本橋髙島屋 S.C.では、「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」と題し、世界的なインテリアデザイナー21名の作品を一堂に会する展示会を2022年3月3日(木)から21日(月・祝)の期間に開催する。歴代の「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」受賞者の作品や、現地パリ展のハイライトである、ライフスタイルのその先を知る「ホワッツ・ニュー」の先行展示、次世代の創作活動に贈られる「ライジング・タレント・アワード」受賞者の作品など、盛りだくさんの内容となっている。adf-web-magazine-design-dialogues-maison&objet-paris-takashimaya-1

“インテリアのパリコレ”とも称される国際展示会のひとつ「メゾン・エ・オブジェ」は1995年、パリで生まれた。世界中から約3,000 のインテリアブランドやメーカーなどが集結し、プロダクトを展示するほか、時代に影響を与える注目のデザイナーを表彰する「DESIGNER OF THE YEAR」、最も新しいライフスタイル、生活のデザインを表現する「WHATʼS NEW?」、次世代の創作活動に贈られる「RISING TALENT AWARDS」など、世界のデザイン活動に貢献するデザインのダイアローグ(対話)の場となっている。本展は、今日のフランスや世界のデザイン分野における才能の多様性を知る機会として、「メゾン・エ・オブジェ」を誘致し、世界ではじめて展覧会として編集し、開催するものとなる。

イントロダクション

創業1831年の髙島屋の歴史の中で最も印象深く、デザイン史に残る展覧会のひとつが、輸出工芸指導の顧問としての任務のために来日していたシャルロット・ぺリアンの1941年に開催された 『選擇・傳統・創造』展と題した展覧会。シャルロット・ペリアンは1955年に再び髙島屋に招かれ、その際に共に来日した建築家のル・コルビュジエ、画家のフェルナン・レジェとの大規模な合同展が開催された。今回、髙島屋は、時代の象徴となったその展覧会の作品の中から、カッシーナ社によって復刻された家具とル・コルビュジエの創作によるタペストリーを展示する。

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ル・コルビュジエ 「外部に倦怠が漲る」髙島屋史料館所蔵

1部「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」

過去に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、めざましい活躍を遂げるクリエーターのなかから、1999年から2022年までの受賞者21名の作品が集結。受賞年代順に展示する。パオラ・ナヴォ―ネ、コンスタンチン・グルチッチ、フランクリン・アジ、nendo、吉岡徳仁など、世界的なインテリアデザイナーの作品が一堂に会する。

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吉岡徳仁

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ノエ・デュショフール=ローランス

2部「ホワッツ・ニュー」

全体演出および空間デザインを担当するエリザベス・ルリッシュが、社会の兆候やトレンドを分析し、新しいライフスタイルを提案する。パリの「メゾン・エ・オブジェ」の会場でもハイライトの1つであり、本国の開催延期に伴いパリ会場に先駆けた展示となる。注目の新作家具や照明、インテリアアクセサリーなど、「メゾン・エ・オブジェ」出展社のなかから選択された約200点を展示する。

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「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」2022年

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3部「ライジング・タレント・アワード」

次世代の創作活動に贈られる「ライジング・タレント・アワード」。本展では、2022年に「ライジング・タレント・アワード」に選出された岩元航大、氷室友里、坂下麦、狩野佑真、簑島さとみ、三澤遥の作品と、2020年に「ライジング・タレント・アワード」を受賞したフランスのクリエーターらの作品を展示。

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岩元航大

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氷室友里

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狩野佑真

また、2022年に新設された、アトリエ・ダール・ドゥ・フランスによる選出「ライジングタレント・アワード・クラフト」に選ばれた黒川徹の作品も紹介する。

「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」開催概要

会期2022年3月3日(木)~3月21日(月・祝)※会期中無休
会場日本橋髙島屋 S.C. 本館8階ホール
入場時間10:30~19:00(19:30閉場)※最終日3月21日(月・祝)は15:30まで(16:00閉場)
公式サイトhttps://bit.ly/35LbcMN