「HAY OSAKA」が大阪中之島美術館にオープン
北欧デンマークのインテリアブランド「HAY」の国内2店舗目となる直営店「HAY OSAKA」が2022年3月18日(金)に大阪中之島美術館にオープンする。店内は、MARKET/ROOM/MUSEUMの3つのエリアで構成され、家具や照明、雑貨など多岐にわたるHAYのプロダクトの魅力を様々な側面から紹介する。店舗の内装ディレクションを手掛けたのは、プロダクトデザイナーの倉本仁。イイジマデザインの飯島靜が設計協力を行った。
店舗の内装デザイン
プロダクトデザイナー倉本仁がディレクションを行った内装デザインは、大阪の地域文化や地場の素材を取り入れつつ、HAYの魅力を空間として表現している。その特徴として際立つのが、内壁に用いられた金網フェンス。東大阪でひし形金網を製造するメーカーとの協業により、HAYのシグネチャーカラーを金網で表現した。また、屋外に設置される回転式のサインポールは日本の床屋由来のフレンチトリコロールの回転灯にインスピレーションを得てデザインされている。店内の特注什器は、日本の人気コミックに登場する道具に着想を得た、ボンと膨らむインフレータブルな仕様が特徴。内装設計を専門とするデザイナーとは異なる、プロダクトデザイナーとしての特異なアプローチが際立ったインテリアデザインとなっている。
倉本仁 プロフィール
1976年生まれの日本人デザイナー倉本仁は、2008年にJIN KURAMOTO STUDIOを設立し、家具、家電、日用品など幅広い商品をデザインしている。インスピレーションに満ちたスタジオでは、素材に触れながら試作を重ね、試行錯誤を繰り返すというプロセスが大切にされている。Red Dot Design Awardの「Best of the Best」賞や、iF Design Awardなど、国際的な賞を多数受賞。
HAY OSAKAオープン記念アイテム
HAY OSAKAのオープンを記念し、ストックホルム出身のグラフィックデザイナー兼アートディレクターのクララ・フォン・ツヴァイベルクと特別なコラボアイテムを数量限定で用意。アイテムはHAYのアイコニックなノベルティトートバッグ、ギフトボックス、メッセージカードの3種類。トートバッグは3月18日(金)より税込5,500円以上購入の方に先着で配られる。HAY TOKYOでは、3月29日(火) から 4月26日(火)までギフト用の特設コーナーの設置を予定。
ロナン&エルワンブルレック兄弟の新作アウトドア家具「BALCONY」を販売
フランス出身のロナン&エルワン・ブルレック兄弟のアウトドア家具の新作コレクション『BALCONY』がHAY OSAKAのオープンとともに展示販売をスタートする。等間隔に並ぶ穴のデザインが特徴のコレクションは、見た目の柔らかさだけでなく安定性を加え、耐久性、快適性、デザイン性を兼ね備えている。粉体塗装のスチールに耐候性のコーティングを施し、豊富なサイズと色を取り揃え、さまざまなアウトドア空間で使用できる、椅子、テーブル、ベンチを展開。
HAYについて
2002年、これまでにない新しいタイプのデザインカンパニーとしてデンマークで設立されたHAY。共同設立者でありクリエイティブディレクターのメッテ・ヘイとロルフ・ヘイは、世界中の優れたデザイナーと供に製品開発を行っており、"アート・建築・ファッション"の3つをインスピレーションの源とし、高品質でサスティナブルかつ多くのユーザーに向けた製品をつくり続けている。
「HAY OSAKA」店舗概要
住所 | 大阪府大阪市北区中之島4丁目3-1 大阪中之島美術館 1F |
営業時間 | 月・日 11:00~17:00/火~土 11:00~20:00 |
定休日 | 不定休 |
TEL | 06-6467-8682 |
URL | https://www.hay-japan.com/ |