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国内外の専門家と考える「アートと教育」についてのオンライントークイベント

山口情報芸術センター[YCAM]では、今日におけるアートや研究開発、公共文化施設のあり方を捉え直すイベント「YCAMオープンラボ2021:オルタナティブ・エデュケーション」を2021年11月から開催しており、このたび、イベント最終回となるトークセッションを2022年2月26日(土)にオンラインで開催する。また、これまでに収録された対談の映像は、ウェブサイトで公開されている。

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「YCAMオープンラボ2020:続・ナマモノのあつかいかた」の様子(撮影:谷康弘)

テーマは「アートでいかに学ぶか?」

「YCAMオープンラボ2021:オルタナティブ・エデュケーション」の一環として行われる今回のトークセッションでは、イベント期間中に国内外の様々な専門家とともにおこなわれた複数のトークセッションの中から、いくつかのトピックに再度焦点を当て、「役に立つアートとは何か」「リソースを共有することの重要性」「市民や地域社会との関係をどう築くか」「開かれた環境や場をどう運営するか」など、これらの問いを改めて見直し、実践の可能性を広げる。

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「YCAMオープンラボ2019:ナマモノのあつかいかた」の様子(撮影:谷康弘)

登壇者

堀内奈穂子

エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]にてレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラム、教育プログラムの企画に携わる。2016年より、複雑な環境下にある子どもたちとアーティストをつなぐ「dear Me」プロジェクトを開始。アートや福祉の考えを通した講座やワークショップ、シンポジウムを企画する。

津口在五

1976年広島県生まれ。鞆の津ミュージアム学芸員。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。放課後等デイサービス勤務を経て、2013年に館の運営母体である社会福祉法人 創樹会へ入職。入所施設の生活支援員として働いたのち、現在も館内で行われる創作活動に関わりながら、展覧会の企画・運営を行う。企画した展覧会に『凸凹の凹凸』『Re:解体新書』『原子の現場』『世界の集め方』『文体の練習』『かたどりの法則』『ここの出来事』『私物の在処』『きょうの雑貨』など。 人生にねざした独自の創作的表現に関心がある。

YCAMオープンラボについて

YCAMでは開館以来、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求をおこなっており、YCAMでなければ生み出せないオリジナル作品を多数制作、発表してきた。さらに、作品と鑑賞者を繋ぐギャラリーツアーや、人々の好奇心や想像力を刺激する教育プログラムの開発/提供もおこなうほか、近年は、さまざまなかたちで蓄積したメディア・テクノロジーにまつわる知識や経験を、地域課題や地域資源に結びつける取り組みもおこなっている。「YCAMオープンラボ」は、そうした多岐に及ぶYCAMの活動の全体像を、幅広い層の人々に向けて紹介すべく2017年にスタートした複合型のイベント。YCAMの活動を支える研究開発
チーム「インターラボ」のメンバーや、毎年設定されるテーマに沿ったゲストによるトークイベントを軸に、多彩なプログラムが展開されるのが特徴。こうしたプログラムを通じて毎回、YCAMの現在、そして開館以来のミッションである文化基盤としての情報の可能性を描き出している。

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「YCAMオープンラボ2019:ナマモノのあつかいかた」の様子(撮影:谷康弘)

トークセッション「アートでいかに学ぶか?」開催概要

日時2022年2月26日(土)19:00〜21:00
会場インターネット(YouTube Live)
参加費無料
ウェブサイトhttps://onl.la/yRk2Cgr