「PORTRAITS」シリーズから47点のプリントが約50mの壁面に展開
2022年秋にBankART Stationで開催した北島敬三「UNTITLED RECORDS」展が好評を得て、「UNTITLED RECORDS : REVISITED + PORTRAITS」展として2023年9月8日から10月22日まで再びBankART Stationにおいて開催される。北島は前回の展示にあたり、「横浜という都市、新高島という駅、文字通りBankART Stationという場所の歴史と現在が主役であり、この場所がここでしかないという当たり前の事に気づくことが重要だ」と語る。
無機質な空間に「UNTITLED RECORDS」のシリーズが配されることによって、壁や床のシミ、白華、変色、亀裂、剥き出しの配管、スタッド、ケーブルラック、さまざまなディテールが普段とは少し異なる表情を持ってたちあらわれる。加えて今回は、「PORTRAITS」シリーズから47点のプリントを、約50mの壁面に展開する予定。
北島敬三(きたじま けいぞう)
- T.H.1996 / 11 / 28
- T.H. 2003/1/23
1954年長野県生まれ。1975年、初個展「BCストリート・オキナワ」(新宿ニコンサロン)を開催。1991年、欧米やアジアの各地を撮影した写真集『A.D.1991』を発行。この頃より「PORTRAITS」シリーズ、「UNTITLED RECORDS」シリーズに移行する。2014年から2021年にかけて、全20回の展覧会「UNTITLED RECORDS Vol.1-20」(photographersʼ gallery)を開催。そのほか、国内外での展覧会多数。主な写真集に『写真特急便東京』(1979-80) 、『NEW YORK』(1982)、『USSR 1991』(2012)、『EUROPEAN DIARY 1983-1984』(2019)など。主な受賞に日本写真協会新人賞(1981)、第8回木村伊兵衛賞(1983)、第32回伊奈信男賞(2007)、第41回土門拳賞(2022)。現在、photographersʼ gallery(東京)を拠点に活動中。
北島敬三「UNTITLED RECORDS : REVISITED + PORTRAITS」展
日程 | 2023年9月8日から10月22日まで |
時間 | 11:00 ~ 19:00 |
会場 | BankART Station |
料金 | ¥600 |
URL | http://bit.ly/44tHQuD |