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銀座 ポーラ ミュージアム アネックスにて現代アーティスト、竹村 京と鬼頭 健吾の展覧会を開催

銀座のポーラ ミュージアム アネックスでは、2022年6月17日(金)から7月24日(日)までの期間、竹村 京と鬼頭 健吾の現代アーティスト2名による展覧会「色と感情」を開催する。

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展覧会ビジュアルイメージ

本展「色と感情」は、色は世界共通言語であり、また、感情は誰もが持っているものであり、現在のコロナ禍のような状況において、直接的な話をしなくても、色や感情を共有できることは非常に大切であるとアーティストが気付いたことに由来する。本展では、それぞれ新作を含む合計 約20点を展示予定。会期中には、ポーラ銀座ビル1階ウィンドウにて、共作によるインスタレーションを展開する。

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「Playing Field05」 2021年 素材:ミクストメディア

竹村京は、写真やドローイングの上に刺繍を施した白布を重ねた平面のインスタレーションや、壊れてしまった食器などの日用品を布で包んで刺繍する修復シリーズの作品を制作。竹村にとって刺繍は「仮」という状態を作り出すことを意図しており、既に存在しないものや記憶のかけらをより具体的な存在へと昇華させている。

鬼頭 健吾は、フラフープやシャンプーボトル、スカーフなど日常にありふれた既製品を使い、その色の鮮やかさや鏡やラメの反射、またモーターによる動きや回転、循環などを取り入れた大規模なインスタレーションや、立体、絵画、写真などその表現方法は多岐に渡る。

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「Playing Field00」 2020年 素材:ミクストメディア

作家プロフィール

竹村 京

1975年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。現在、群馬県を拠点に活動。代表作に写真やドローイングの上に刺繍を施した透ける布を重ねた平面のインスタレーション、壊れた日用品の破損部分を白い絹糸で縫い直した修復シリーズがある。竹村にとって「仮に」という状態を作り出すことを意図した刺繍という行為から、様々な記憶やものが再構築され、新たな存在として現れる。主な展覧会に、「ヨコハマトリエンナーレ2020」横浜美術館(2020)、「長島有里枝×竹村京 まえ と いま」群馬県立近代美術館 (2019)、個展「どの瞬間が一番ワクワクする?」ポーラ美術館 アトリウムギャラリー(神奈川/2018)、「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」月出工舎(千葉/2014)など。

鬼頭 健吾

1977年、愛知県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。現在、京都芸術大学大学院教授、群馬県を拠点に活動。鬼頭は、大学在学中から作家活動を開始。アーティストによる自主運営スペース「アートスペースdot」(愛知県)を設立、運営に参加している。フラフープ、糸、鏡などの日常にありふれた既製品とモーターなどを使った大規模なインスタレーションや、立体、絵画、写真など多様な表現方法を用いた作品を発表している。主な展覧会・受賞に、個展「Full Lightness」京都市京セラ美術館(2020)、「六本木アートナイト 2018」国立新美術館(東京/2018)、個展「鬼頭健吾 MultipleStar」ハラミュージアムアーク (群馬/2017)、「DOMANI・明日展 PLUS」京都芸術センター(2016)、令和元年度京都市芸術新人賞(2020)など。

竹村 京・鬼頭 健吾「色と感情」開催概要

会期2022年6月17日(金)- 2022年7月24日(日) ※会期中無休
会場ポーラ ミュージアム アネックス
開館時間11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)
入場料無料