サウナ開発に携わる事業者、ビルオーナー、デザイナー必読の資料
商店建築社は、商業空間デザインに特化した月刊誌「月刊 商店建築」の最新号「2023年9月号」を、2023年8月28日に発売した。全国で大きな盛り上がりを見せる「サウナ」を80ページ超にわたり一気に掲載する特大号となり、「月刊 商店建築」編集部が持つ独自の取材網から得た情報をもとに、デザイン性の高いサウナを多数取材している。各プロジェクトの写真と図面が掲載され、全国の話題のサウナを誌面上で一気にリサーチすることができる。
2010年代の後半から、日本全土が「サウナブーム」の熱気に包まれ、各種メディアやSNSでは毎日のようにサウナ関連の情報を目にする。そうしたサウナブームに合わせて、全国各地に多種多様なサウナ施設が誕生。今月号では複数のサウナを備えた都市型の大型サウナ。ホテルや旅館に併設したサウナ。移動型のサウナ。ワークプレイスに併設されたサウナ。そして、個室型や会員制の高価格帯サウナなど、バラエティーに富んだ実例を多数掲載している。
各章の概要
PART1:宿泊施設をサウナで選ぶ時代が来た!「宿泊施設付帯型サウナ」
近年、サウナが宿泊の目的となるような充実したサウナを備えたホテルや旅館が増えてきた。そんな魅力的なサウナを備えた、地方の老舗旅館や、ハーブ園に位置する「一棟貸し」のサウナ&客室などの事例を紹介。
PART2:もはや小さな建築だ「スタンドアロン型サウナ」
大きな敷地を確保できる地方やリゾート地のプロジェクトでは、小さな建築として自立型のサウナをつくる試みも見られる。魅力的な造形も含めてサウナ体験を楽しめるのが「スタンドアロン型サウナ」を紹介。
PART3:人がいる場所へ出向いてととのえる 「モビリティー型サウナ」
どんな場所でも、どんな時でも、サウナを楽しみたい。きっと仲間と一緒に、その場所ならではの特別なサウナ体験を通し、思い出の時間をつくる。海、山、キャンプ場など、人がいる場所へ、サウナが出向いてくれたら嬉しい。そんなバスやトラックを改装した、ヒューマンスケールでユニークな「移動型サウナ」の実例を紹介。
PART4:働く場所にサウナを併設し、仕事効率をアップしよう!「サウナ with ワークプレイス」
サウナに入ると、頭や心がスッキリして、アイデアが生まれやすくなったり、意思決定をしやすくなったりすると言われている。更に顧客や仕事仲間と一緒にサウナへ入る"裸の付き合い”ができれば、短時間に深い人間関係を築くこともできる。今、オフィスやコワーキングスペースにサウナを併設するケースが増え始ている東京と名古屋から、3つのケースをレポート。
PART5:動線、空間演出、オペレーションから考える「個室サウナ」
経営者や著名人など、他人と接触せずに、個室を貸し切ってサウナを楽しみたいというニーズに応えるべく、高価格帯の個室サウナも各地につくられている。個室型サウナでは、設計や運営上、どのようなことに留意したら良いのか。二つの事例を通して紹介。
掲載プロジェクト(一例)
月刊「商店建築」(毎月28日発売)
「商店建築」は、1956年の創刊以来、日本の商空間および店舗デザインを記録し、国内外に発信してきた建築デザイン誌。商空間デザインをビジュアル的に紹介し、その周辺の情報を丁寧に取材することで、最新かつ有益な情報を網羅していく。
『月刊 商店建築 2023年9月号』書籍情報
発売 | 2023年8月28日(月) |
価格 | 定価2,358円 |
版型 | A4 |
購入 | 商店建築社Webサイトより |