京都の名勝「両足院」の日本庭園が舞台
日本の伝統文化である盆栽を世界に伝える集団「TRADMAN’S BONSAI(松葉屋)」は2023年5月7日と8日の2日間にわたり、日本庭園が京都府指定名勝にも選ばれている「両足院」を舞台に、関西初となる展覧会を開催する。「TRADMAN’S BONSAI」は既成概念を超えた発想で盆栽の新たな魅力を発信し、日本の格好良さを盆栽を通して、老若男女そして世界へと精力的に発信。京都・両足院を舞台に、美と技が息づくアートのような盆栽を十数作展示する。
音楽やファッション、タトゥーなどストリートカルチャーの影響を受け、そこからインスパイアされた盆栽のデザインが海外からも高く評価されている盆栽師・小島鉄平が率いる「TRADMAN’S BONSAI」。伝統を守りつつ、既成概念を超えた発想で盆栽の新たな魅力を精力的に発信し、「shu uemura」「NIKE」「Dior」「RIMOWA」など世界の様々なトップブランドとのコラボレーションを行うなど、いま熱い注目を集めている。
「TRADMAN’S BONSAI」関西初となる展覧会は、小島鉄平のランドローバー・ディーラー・アンバサダー就任記念イベントとしてランドローバーの正規ディーラーである八光エルアールと共同開催するもの。京都府指定名勝にもなっている両足院の美しい日本庭園を臨む、息をのむほど美しい方丈や茶室を舞台に、美と技が息づくアートのような盆栽を十数鉢展示し、一般にも披露するという革新的なアートイベントとなる。
会場では松盆栽と人気が二分される盆栽の代表的な樹種である「真柏(シンパク)」、その名の通り一芽から五本の葉が出ている「五葉松(ゴヨウマツ)」、盆栽の中で最も代表的な樹種である「黒松(クロマツ)」、秋の風景として日本人に親しまれてきた「紅葉(モミジ)」などを展示。ランドローバーにインスパイアを受け、古き良き伝統は守りながら、革新的な鉢と共に命を吹き込み製作した盆栽を観ることができる。
今回展示される盆栽十数鉢のうち数鉢には、今や個展に来場する権利すら当選しなければ手に入らない群馬県出身の陶芸家・田島浩司が手がけるライフスタイルブランド「RAW LIFE FACTORY」の陶芸作品を採用している。京都・両足院を舞台にした関西初となる展覧会。京都の名勝にもなっている日本庭園をはじめ、歴史的な建築と盆栽が融合した非日常的な空間を楽しむことができる。
TRADMAN’S BONSAI
日本の伝統文化である盆栽を世界に伝えるというミッションのもと、2015年TRADMAN’S BONSAIを結成(のち2016年に株式会社松葉屋設立) これまでアパレルセレクトショップ・ハイブランド・カーディーラー等とのコラボレーションも行い、伝統を守りつつ既成概念を超えた、これまでにない盆栽の世界を、若者を含む幅広い世代に日々届けている。
小島鉄平
盆栽職人、「TRADMAN’S BONSAI」CEO兼プロデューサー。千葉県柏市松葉町にて幼少期を過ごし、柏市立松葉中学校を卒業。音楽、ファッション、タトゥーなどストリートカルチャーの虜となった学生時代を経て、バイヤーとしてアパレル業界で活躍。海外へ買い付けに行くうちに日本文化の素晴らしさに改めて気づき、盆栽の歴史の深さや美しさに魅了される。「日本の伝統文化である盆栽を世界へ伝えたい」と一念発起し、2015年にTRADMAN’S BONSAIを結成(2016年に株式会社松葉屋設立)、アパレルショップや飲食店への盆栽のリースも手掛ける。独自の世界観で「盆栽」のある空間を演出し「shu uemura」「NIKE」「Dior」「RIMOWA」など、様々なブランドやアーティストと共演。「伝統とは革新の連続」を胸に、日本の格好良さを盆栽を通して、老若男女そして世界へと発信している。日本経済新聞、UOMO、VOGUE JAPAN、GQ JAPANなどメディア出演多数。
「TRADMAN'S BONSAI」展覧会開催概要
日時 | 2023年5月7日(日)12:00 ~ 17:30 |
場所 | 両足院 |
入場 | 両足院拝観料1,000円 |