芸術と環境をつなぐ新たな視座へ
Guerlain(ゲラン)と LeeUfan Arles(リー・ウファン・アルル)は2025年10月22日「Art & Environment Prize(アート&エンバイロメントプライズ)2025」の受賞者として、アーティスト Pooya Abbasian を選出した。このアワードは芸術と環境の交差点に立ち、「自然との対話」をテーマとする作品に贈られ、2023年の創設以来、国際的な視座をもつアートプロジェクトを支援している。
受賞者には、フランス・アルルに位置する Lee Ufan Arlesで6~8週間のアーティスト・イン・レジデンスが提供され、2026年夏には同施設内の「MA Atelier」で受賞作品の展示も予定されている。Abbasianが取り組む新作プロジェクト「Séneçon」は、野生植物や雑草を主題とし、人間の都合や移動、植え替え、環境変化という背景を持つ“意図せぬ旅人”たちの存在に光をあてている。彼は映像、写真、ドローイングを横断させ、変化と記憶、場所と時間のあいまいな境界を探る。応募総数552件(うち約3 / 4が海外からの応募)という中から、Abbasianがファイナリストを経て受賞に至ったという。ゲランはこの賞を通じて、アーティストの国際的な飛躍と環境への意識を共に支援する体制を強化している。
Pooya Abbasian プロフィール
Pooya Abbasian(プーヤ・アバシアン、1985年生まれ)は、フランス系イラン人アーティストで、2011年以降パリを拠点に活動している。写真、ドローイング、映像、インスタレーションを横断し、インターネットや映画、自身の撮影したイメージの断片を素材として「イメージ・現実・真実」のあいだに生まれる緊張関係を可視化している。彼の作品は「移行する空間の詩情」を帯び、時間・記憶・場所のあいまいなつながりを描き出す。

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