次世代バッテリーEVコンセプト「LF-ZC」に着想を得たインスタレーションを展示
LEXUSは、オランダ出身のソーラーデザイナー、マーヤン・ファン・オーベルとのコラボレーションを発表し、12月上旬にマイアミ現代美術館のSculpture Gardenで、マイアミ アート & デザインウィークに合わせたインスタレーションを出展する。
LEXUSの次世代バッテリーEV(以降BEV)コンセプト「LF-ZC」からインスピレーションを受け、没入型体験空間づくりを得意とするRandom Studioと共同で実現したこのインタラクティブなインスタレーションは、カーボンニュートラルな未来に向けてデザインとテクノロジーの限界を押し広げるというLEXUSとファン・オーベルの想いを表現。太陽から光が地球に到達するまでの時間である「8分20秒」と題されたこのインスタレーションは、カーボンニュートラルなエネルギーを利用することの可能性を見事に表現している。
持続可能な社会を目指し、モビリティの発展に対するLEXUSの揺るぎないコミットメントは、常に限界に挑戦するブランドの指針となっている。コンセプトモデル「LF-ZC(Lexus Future Zero-emission Catalyst)」はLEXUSの次世代BEVラインアップのひとつで、その名が示す通り、このモデルは電動化時代の新たな体験のきっかけとなるものでドライビング体験の向上、妥協のないデザイン、新たな体験価値など、本物を知る顧客に生活を豊かにするクルマづくりというレクサスのブランドプロミスを表している。ファン・オーベルは太陽光を美しいデザインを通じて日常生活に取り入れたことで、世界的な評価を得ている。アートとデザインの分野における持続可能性の提唱者として、受賞歴のある家具や照明デザイン、印象的な公共インスタレーションを生み出してきた。さらに、世界初のソーラー・ビエンナーレの共同創設者でもあり、これまでの作品は、ニューヨーク現代美術館(MoMA)、ヴィトラ・デザイン・ミュージアム、ステデライク美術館、ヴィクトリア & アルバート博物館などにも展示されている。
マイアミ アート & デザインウィーク
LEXUSは2018年からマイアミ アート & デザインウィークに出展。今回のプロジェクトはマイアミ現代美術とパートナーシップを締結して2年目となり、両者は、クリエイティブなデザインを通じてインスピレーションを与えるきっかけとなるような体験の構築に取り組んでいる。なお、マイアミアート&デザインウィーク期間中、LEXUSは今年もレクサス・アートシリーズを開催。プログラムは、LEXUSのアンバサダーとアートやデザイン界のリーダーたちが親密に語り合うもので、今年で8年目を迎える。
マーヤン・ファン・オーベル
マーヤン・ファン・オーベルは持続可能な未来のために、太陽光とテクノロジーを融合させたイノベーションを探求するオランダ出身のソーラーデザイナー。自身が代表を務める「マーヤン・ファン・オーベル スタジオ」は、太陽エネルギーを日常生活に取り入れるための創作活動を行い、数多くの受賞歴を持つ。サステナビリティ、デザイン、ソーラーテクノロジーを融合した未来をつくり上げるための創造を続け、ソーラーデザインを通じて永続的な変化を生み出し、建物やオブジェなどを通じて生活に太陽光発電を取り入れ、より身近に感じられるようになることを目指している。代表作に「Sunne」、「Current Table」、「Power Plant」、2020年ドバイ万博のオランダパビリオンの屋根などがある。